経営再建中のシャープが、企業風土改革「かえる運動」

日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。

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経営再建中のシャープが、
企業風土改革「かえる運動」に取り組んでいる。

社内では相手を役職ではなく
「○○さん」と呼称するのが柱だ。

すでに導入企業も少なくない「さん付け運動」に
シャープがいまさらながら力を入れるのは、
経営トップの判断に「ノー」と言えない雰囲気が、
経営危機を招いた液晶事業への巨額投資に
つながったとの反省からだ。

現場の声を組織の「上」に
直言できる風通しの良い社風を目指している。

この運動は去年4月の組織改編とともに始まり、
高橋社長が就任した6月以降に本格化。
もちろん、公式文書や対外的な資料は対象外だが、
職場では新入社員から社長まで役職名に関係なく、
役職名ではなく「○○さん」と呼び合うことになった。

関係者は
「以前は社長の決断だけでなく、 上司の指示などには、
おかしいと思っても物言えぬ雰囲気があった。
その上意下達の強すぎる社風を変え、
同じ目線で仕事をしましょうという意味」
と解説する。

ただ、ある部長は「若手社員にさん付けで呼ばれると、
最初は『この野郎』と思ったりもしたが、最近は慣れた。
若い人ほど抵抗なく受け入れているようだ」と打ち明ける。

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この
「上司が常に正しい」という形こそが、
いわゆる典型的なピラミッド型組織の姿
ではないでしょうか。

硬直した組織文化を柔軟にすることこそが、
競争力の源泉になると考えています。

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