日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
人の確保こそ商機と勝機を生む
先日、2014/1/14付 日本経済新聞 朝刊
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「人」の確保が成長の鍵
東大名誉教授 岩井克人氏
昔の重厚長大企業は、
工場で大量生産した製品を売って
利益を得ていた。
機械を買うための
資金を提供できる者が
資本主義の主導権を握った。
いまは自ら違いをつくり出す企業
しか生き残れない。
違いを生むのは創造性を持った人間だ。
利潤の源泉が機械から人に移った。
人材の確保が企業の成長の鍵を握る。
従業員に自由な時間、
刺激的な仲間など
お金で買えない価値を与えるのに
成功したのがグーグルだ。
グーグルで働く人は
勤務時間の20%を本業以外に使えるルールがある。
自由を与え、いい人材を集めている。
アイデアがある人は
将来インフレになると思えば、
いまお金を借りてモノをつくって
売り出そうとする。
インフレはイノベーションを刺激する。
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既に成長している企業は投資する先を、
そして投資する場所を、
工場や機械から人に移しています。
ただまだまだ多くの企業は
「目に見える」「わかりやすい」
モノに投資しています。
それこそサクセスシンドローム、
いわゆる成功の罠にはまっているように思います。
その罠にはまっている経営リーダーの多くは揃って
「人の成長に投資をして、
その人が辞めていったらもったいない」と言います。
それこそがモノの考え方のスタンスではないでしょうか。
私がその言葉に対して応えるのは
「人に対して投資するのではなく、
組織に対して投資するのです。
それこそがグーグルがやっている事なんですよ」
と言ってもピンと来ない方がほとんどです。
つけ加えて伝えるのは
「組織に投資するというのは、
つねに人が成長しそれが会社の業績UPに
繋がる組織にする事です。
そのような組織になっていれば
もし人成長し辞めても、
新しく入った人がすぐに成長し優れた人材に
育っていくのです。
それこそが【辞めていったらどうなるの?】
に対する最大のリスクマネジメントだと
言えると思っています」と。
そんな組織にしていくのが
チームビルディングの取組みなのです。