ユニクロから学ぶ 「変われない人」を否定してもしょうがない

日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。

前回のブログで
「ユニクロが目指す競争力の力点」
http://www.saikyou-team.com/blog/?p=132

についてお話しましたが、
(日経ビジネス14年3月24日号)

今回は、力点を変えていく、
人への考え方の根底で起こった変化についてです。

柳井さんの言葉で印象的だったのが
【「変われない人」を否定してもしょうがない】
です。

<抜粋>
僕は、今でもできたら若い人は
全部グローバル社員になってもらいたいと
思っています。でも現実とか、

過去の経験が僕と違うので、
それを強要するのはプレッシャーですよね。
だからR社員はR社員として、
N社員はN社員として、一人ひとりの社員が、
いい人生だったなと振り返られるような
会社になるべきだと。

それがようやく分かったということです。

僕は1人ずつの人を説得したら変えられると
思ったんですよ。

でも人はやっぱり自分の過去とか
自分の経験とか自分の能力とかいったことで
変えられない人もいる。

でも変えられない人を否定しても
しょうがないなということなんです。

だから変えられなくてもこつこつ頑張っている人は、
それはそれとしてやっぱりいい人生だったなと
言ってもらえるようにしたい。
そういう単純なことです。

<抜粋終わり>

人材育成の観点からすると
『過去と他人は変えられない』という事は
鉄則なのです。

ただ企業の競争戦略という視点で見た時には、
常にそのような視点で取り組む必要がない
と思っています。

前回のブログにも書いたように、
ユニクロのように抜きん出た商品力と
そのオペレーション力で競争力を維持するなら、
オペレーション力の高い店長育成で良いわけです。

あなたが、サービス力という
人材の優位性で企業の強みを伸ばしていき、
売上や利益を伸ばしていくなら、

周囲を巻き込み成長していく
チームビルディングに根差した
自律した組織づくりが大事なのです。

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