日本で唯一、
売上を上げる
チームビルディングコンサルタント
の石見です。
今日のテーマは、
クライアントさんから、
「自発的な組織をつくりたい」
と言われた時に確認すること
というお話です。
多くの人材系の
コンサルタントやコーチ、士業の方は、
「やはり、自発的な組織、
自分たちで考えて動く組織を作りたい」
というご相談を
受ける事があるかと思います。
でも、
本当に、
自発的な組織作った方がいいか?
というと、それはまた別の話です。
つまり、
経営者さんやクライアントさんが
そう言ったとしても、
そういう組織を作った方がいいかどうか?
ほとんどの人は作った方がいい
と思っているのですけれども・・・
私はそうではないと思っています。
やはり、
自発的な組織を作るために大事なことや
リスクもあるのです。
ちゃんとそれが許容されているか?
そういうマインドを
経営者の中で持とうとしているか?
ということがあってこそ初めて、
「自発的に動く組織を作ろう」
「作っていいんじゃないですか」
という話になるのだと思っています。
そのために、
何を確認するのか?
という事なのですが、
まずは、
「部下の失敗を
許す気持ちがあるかどうか?」
「部下の失敗を
許せる余裕があるかどうか?」
ここをまずは確認する必要がある
と思います。
そこで、
「あまりそれは許したくない」
「許せる状況じゃない」
「許すのはあまり好きじゃない」
という事になれば、
自発的な組織を作らない方がいいし、
作らない方が
そこで働く人にも、
働いてもらっている側にも
お互いにとって、
メリットがあると思います。
なので、私は、
「自発的な組織をつくりたい」
と言われたときに
まずは、
ここを確認するようにしています。
そこを確認してから、
その覚悟をまず決めてから、
「じゃあ、やりましょう」
という話になるのです。
その際に、
経営者さんとのお話の中で、
「失敗とは、
どういう事が失敗なのですか?」
とか、
「失敗しても、
余力があるとか、余裕があるって、
どういう事なのですか?」
みたいな話を
私は経営者さんとする事があります。
そういう話をしていく中で、
どういった失敗や
どれくらいの余裕があるか?
ということを
確認したり、話をしたりする所から、
実は、
自発的な組織づくりが、
始まるんじゃないかな
とも思っています。
士業やコンサルタントの方には、
そこをぜひ覚えて頂きたい
と思っています。
いかがだったでしょうか?
何かご意見、ご感想をお願いいたします。
ありがとうございました。