報連相できない部下に言ってはいけない言葉と改善策

チームビルディングコンサルタントの石見です。

うすうす感じていたのですが、
『ホウレンソウできない部下に頭を抱えている』
という経営者や管理職の方が
多いなと思いました。

また専門家と呼ばれるような方からも
社長や管理職の方に
「どんな風にアドバスしたら良いですか」
と尋ねられたりします。

もしかしたら
このメルマガを読んでいるあなたも
その一人かもしれませんね。

なので今日は
この問題に対して
私がどのようにお伝えしているかを
3つの観点でお話したいと思います。

1.「報告してね!」はNG

ホウレンソウを伝えるために
「分からない事があったら報告してね」
「相談してね」
と、上司は言いがちです。

そもそもこれがNGワード。
「報告してね!」では
部下はどのタイミングで
報告すればいいのかが分かりません。

これは
『物事としてどのタイミングで
報告して良いかが分らない』

『上司・先輩が忙しそう』なので
声をかけるタイミングを逃した!

この2つの要素があり
片一方もしくは両方あると思われます。

こんな風に
「事柄」に付随するものと

人に付随して
「報告・連絡・相談」が
できなくなるということを
覚えておきましょう。

2.タイミングを伝える

大事なことは
報告のタイミングを
わかりやすく伝えることです。

例えば
「このプロジェクトについては
プロジェクトメンバーを
決定したタイミングで
一旦報告下さい」など。

部下が任せられた出来事
仕事そのものの単位を切り取った形で

タイミングを伝えるのが
上手くホウレンソウを行うコツになります。

3.ペースを決める

この方法が1番のおススメです。
なぜならビジネスの環境は
どんどん変化しているので

仕事を任せながら同時に
教育をするOJTの様なスタイルが
より求められていると思います。

だからこそ
「ホウレンソウができない!」
という悩みができます。

例えば・・・
・「月曜日の夕方5時~6時は
報告のタイミングなので仕事は入れず
全員集まって報告する」

・「水曜日の夕方5時~6時は
今進めている物事について
メールや社内のシステム上に
報告事項を入れる」

このように上司から
タイミングを示してあげることが
重要です。

そうすると
確実に「報告・連絡・相談」が
もらえる様になります。

更に・・・
リアルとオンラインが
同時並行している状況では

リアルで仕事を進めている人は
周りの人の状況が分りやすいのですが

オンラインで仕事を進めている人は
更にホウレンソウのタイミングが
難しくなります。

だからこそ
ペースを決めてやるというのが
リアルとオンラインを含め
上手くいく方法だと思っています。

報連相できない部下は
そもそもホウレンソウのタイミングが
わからないからできないだけです。

なので報告のタイミングを
上司の方で作ってあげる事が
大切だということを
理解しておきましょう。

このようにコミュニケーションを
ルーティン化することで
心理的安全性が高い組織を
作ることができます。

そうすることで

・組織のマネジメントしやすくなる
・部下のモチベーションをUPさせる
・若手社員の離職が減る

などの効果が高まります。

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