経営者の方から
・理念が浸透しない
・社員に当事者意識がない
・社員にやる気がない
と相談されたら
どんな風に話を進めますか?
こういった相談を
受注につなげやすくする研修が
最近、養成講座卒業生の間で
話題になっています。
今回はその研修について
お伝えしていきます。
受注につなげやすくする研修とは?
結論から言ってしまうと、
その研修とは目標管理の
OKR研修です。
OKRとは「objective key result」の略で、
目的・目標(object)に対して、
それを達成するために必要な
重要項目(key result)を書き出し、
その重点項目を1つ1つ満たすことで
目的・目標達成するやり方です。
この研修が受注しやすい理由は、
OKRがロジカルかつ具体的で、
経営者がイメージしやすいものだからです。
例えば理念を浸透させたい
という相談に対しては
以下のような流れで提案できます。
1.理念が浸透した状態とは
どのような状態ですか?
2.理念が浸透することで
会社がどうなるのが理想ですか?
3.その理想の状態を作るには
社内でどんなことが達成できていれば
いいでしょうか?
4.今出して頂いたことを
すべて達成できれば
理想の状態ということですね
5.ということは、その1つ1つの項目を
部署や社員個人にさらに細分化して
任せていけば、社員の目標達成と
社長の理想実現がつながりますよね?
6.今までこういった考え方で
目標管理ってされてましたか?
7.今お伝えしたやり方を
社内に導入できる研修があるんですが、
ご興味はありますか?
こんな感じです。
実際にはここまでストレートに
話が進むことはないですが、
概ね上記のように質問していけば
OKR研修につなげることができます。
当事者意識についても、
社員のやる気についても、
流れとしては同じです。
当事者意識がある状態とは
どういう状態なのか、
やる気があるとは
どういう状態なのか。
そういった質問から始めて、
理想の状態を聞いていけば
先ほどの流れと同じになります。
要するに、
経営者の納得感が得やすく、
こちらも提案をしやすいということです。
今のは研修講師やコンサルタントの
視点でお伝えしましたが、
実際に導入して結果が出やすいのも
OKRの良いところです。
既存のテンプレートに沿って
実践していけば、
大きくはずすことはありません。
社員ひとりひとりの目標達成と
会社のビジョン達成が
明確に結びついているので、
何をどの程度どの期間で
達成すればいいかということも考えやすい。
これだけメリットが大きいことなので、
養成講座卒業生だけではなく、
一般にも広めた方がいいんじゃないか
ということで、
去年私は卒業生たちと共に
1on1マネジメントスクールを
立ち上げました。
1on1マネジメントスクールでは
1on1講座とOKR講座、
そして専門家や社内講師向けに
1on1インストラクター講座と
OKRインストラクター講座を
設けています。
1on1とOKRを取り上げているのは
両者が本来切り離せないものだからです。
社員個人の状況を確認したり、
社員の理想と会社の理想を
つなげたりする際には1on1を定期的に行うことが不可欠です。
それをやらずに
OKRで会社の理想だけを掲げても
社員のモチベーションが湧かずに
目標は絵に描いた餅になります。
つまり、
仕組みとしてのOKRと実践のための1on1の
両方があってはじめて
組織は目標達成に向けて
動き始めるということです。
こういったことを
管理職や専門家である私たちが
理解することで、
成果の出る組織に変えていけると
私たちは思っていますし、
既に成果は出ています。
詳しい講座内容は
1on1マネジメントスクールのサイト
に記載していますので、
ぜひ一読してみてください。
講座に参加する・しないにかかわらず、
どういったことを学べば
OKRや1on1の研修を導入できるのかが
分かるようになっています。
組織開発はハードルが高くても、
1on1やOKRは始めやすいです。
ご検討ください。