「目標達成できない」と相談されたら?

最近目標管理に関する相談が
増えていきています。

それぞれ事情は異なりますが、
要は「目標達成できない」
という相談です。

こういう相談が来たとき、
あなたならどうやって話を
進めるでしょうか?

私がまず確認するのは
その目標設定が適切かどうかです。

適切かどうかというのは

・社員が目標達成することで
会社の中長期経営計画やビジョンが
達成されるようになっているか

・社員の強みに合わせた目標に
なっているか

・会社、部門、個人の目標が
連鎖するようになっているか

などを指します。

これらに問題がなければ
目標達成できない原因は
目標設定の外側にあるわけですが、

大体の場合は目標設定自体に
問題があります。

それが分かっているので
この手の相談を受けたときは

「各部門の目標は会社の目標達成に
どうつながりますか?」

「社員一人ひとりは自分の目標が
チームの目標にどうつながるか
理解しているでしょうか?」

「会社の中長期経営計画はありますか?」

という確認をします。

こういったことを聞いていくことで
経営者自身にも

「目標達成をするには
そこまで考えないといけないのか」

と理解してもらえるわけです。

目標設定の難しさや大切さを
理解してもらえれば、
こちらの提案はすんなり通ります。

実際、養成講座の卒業生も
このやり方で目標管理(OKR)の
コンサル契約をたくさん取っています。

世の中を見渡せば、
目標達成できている会社の方が
圧倒的に少ないので、

これは私たちにとってチャンスであり、
たくさんの会社を救う道でもある
ということです。

目標達成できる組織とは
実行できる組織のことです。

私たちの仕事は
いかに実行できる組織を作るか。

ぜひ目標管理は支援できるように
なっておいてください。