こんにちは。
チームビルディングコンサルタントの石見です。
先日、養成講座卒業生の
グループコンサル内で
M&A会社の上場準備に関わる
相談を受けました。
「女性管理職が少ないという課題があり、
女性活躍を推進したいと言っているが、
なかなか進まない。
女性をどう育てればよいか分からない」
このような相談を受けたとき、
あなたならどう答えますか?
多くの人は
「女性向けのキャリア研修を
やりましょう」
と提案するかもしれません。
しかし私は
まず別のことを確認します。
「その会社が育てられないのは
本当に女性だけですか?
男性はきちんと育っていますか?」
「男性なら自身のキャリアを
考えられているのですか?」
案の定、答えは
「できていない。女性に限っていない」
でした。
つまり、これは
女性活躍の問題ではなく、
組織全体の人材育成の問題
だったのです。
このように、
表面的な問題設定に
惑わされてはいけません。
氷山モデルを使って考えると、
「女性管理職が少ない」というのは
目に見える現象に過ぎません。
その土台には
「そもそも管理職を育てる
仕組みがない」
という構造的な問題が
隠れていることが多いのです。
だからこそ私たちは、
足りていない部分を
きちんと提案する必要があります。
自身のキャリアについて
考えさせるなら、
キャリア研修が必要です。
組織の目的目標を
明確にするなら、
MVV設定やOKR研修が
必要になります。
どちらをメインに考えるかで
アプローチは変わってきます。
制度を設計した上で、
「何からやりますか?」
「順番はどうしますか?」
と相手に聞く。
こうすることで、
クライアント自身が
優先順位を決めることができ、
コンサルタントに対する
納得感も高まります。
女性活躍推進という
聞こえの良いテーマに飛びつく前に、
まずは組織全体の現状を
しっかりと把握する。
これが私たちの仕事です。
気を付けておきたいですね。
