前回のブログでは
「経営者の枠をはずせるコンサルは成果を出せるコンサルである」
という話をしました。
今回は「より具体的に何をすればいいのか」
という話をしたいと思います。
経営者の枠を外すためには
経営者であれコンサルタントであれ、
従業員であれ、
自分たちの枠を超えられるようになってくると、
成果は出やすくなります。
なぜなら枠というのは、
思い込みや偏見、
そこから導かれた戦略のことであり、
私たちの失敗は往々にして
「この方法が正しい」
「こうじゃなきゃダメだ」
「あいつが悪い」
などの思い込みによって
生み出されているからです。
ですが、
自分一人でこの思い込みに気付くのは
非常に難しいです。
だから経営者にはコーチが
必要になるわけですが、
経営者でなくても
本当は誰もがコーチを付けた方が
成果が出やすくなります。
そこで重要になってくるのが、
従業員同士がお互いに
コーチングできるような場です。
この場づくりのことを
”アクションラーニング”
と私は呼んでいます。
アクションラーニングは
質問会議と同じものだと
思われている方が多いですが、
質問会議はアクションラーニングの
1つの手法であって、
アクションラーニングそのものではありません。
アクションラーニングとは
その名の通り、学んで実践すること。
よりシンプルに言えば
インプットとアウトプットの
両方を実施するということです。
私がクライアント先で導入する時は
研修とコーチングをかけ合わせて
実施していきます。
その研修で使っているのが
仮想体験ゲーム研修です。
ゲーム研修を使うとその会社やチームが
とらわれている枠がよく分かります。
それを踏まえて次の研修を組み立てることで、
より成果の出やすい打ち手を
打つことができるのです。
組織開発コンサルタント養成講座では
アクションラーニングの方法も
詳しくお伝えしています。
仮想体験ゲームも講座内で実際に体験して頂き、
その場でお渡しするので、
すぐにクライアントに提案できる
というのも養成講座の強みです。
クライアント先の成果に
コミットしていきたい場合は
参加をご検討頂ければと思います。
【追伸】
養成講座卒業生のコミュニティでは
卒業生の有志の活動で
卒業生同士でコーチングをする場を作っています。
そこで適切なフィードバックを
周りからもらうことで、
自分たちの枠もはずれていくという流れです。
経営者の枠をはずしたければ、
まずは自分たちの枠を
はずしていく必要があります。
そのことは前提として
理解して頂ければと思います。