こんにちは。
チームビルディングコンサルタントの石見です。
前回は仮想体験ゲームで
発見される「隠れた強み」について
お話ししました。
今回はその続きとして、
なぜ「強み」だけでは
組織は変わらないのかについて
考えてみたいと思います。
多くのコンサルタントは
クライアント先で従業員の強みを
発見することに力を入れています。
「あなたの強みはこれですよ」
「この強みを活かしましょう」
確かに強みの発見は大切です。
しかし、そこで終わってしまう
コンサルティングでは
根本的な変化は起きません。
なぜか。
構造が変わっていないからです。
SSR理論でいうところの
S(Structure:構造)が
変わらない限り、いくら強みを
見つけても活かす場がないのです。
例えば、ある会社で
プロジェクトマネジメントの才能を持つ
社員がいたとします。
でもその会社の意思決定構造が
すべてトップダウンであれば、
その才能を発揮する場はありません。
つまり、強みを活かすための
枠組みやルールが必要なのです。
この枠組みづくりこそが
私たちの考える組織開発です。
・強みを見つけること
・強みを活かせる構造をつくること
この両方があって初めて
組織は変わっていきます。
構造を変えるとはどういうことか。
それは業務フローであったり、
評価制度であったり、
会議の運営方法であったり、
情報共有の仕組みであったり。
つまり、人々の行動パターンを
形作る「枠組み」そのものを
変えていくということです。
ゲーム研修で「隠れた強み」を
発見できたとしても、
その後の構造づくりまで
コミットできなければ、
結局は一過性の体験で終わってしまいます。
私たちコンサルタントの役割は
単に強みを見つけることだけではなく、
その強みが活きる構造を
クライアントと共に作り上げていくこと。
そんな風に考えています。
