こんにちは。
チームビルディングコンサルタントの石見です。
多くの組織で
「社員のスキルアップ研修をしたのに
成果が上がらない」
「部署ごとに効率化を図っているのに
会社全体の業績は思うように
向上しない」
という悩みをよく聞きます。
実はこの問題には
明確な答えがあります。
それが今回から4回にわたって
お伝えするTOC理論(制約理論)です。
TOCは物理学者の
エリヤフ・ゴールドラット博士が
開発したマネジメント理論で、
ベストセラー『ザ・ゴール』の中で
分かりやすく解説されています。
この理論の核心は
「組織のパフォーマンスは
最も弱い部分によって決まる」
ということです。
例えば鎖を思い浮かべてください。
どんなに太い輪があっても、
一番細い輪が切れてしまえば
鎖全体が切れてしまいます。
組織もこれと同じです。
営業部が頑張って受注を増やしても、
製造部の処理能力が限界なら
結果的に売上は頭打ちになります。
人事部が研修を充実させても、
管理職のマネジメント能力が
ボトルネックになっていれば
現場の生産性は上がりません。
多くの組織が陥りがちなのが
「部分最適化」の罠です。
各部署がそれぞれ努力しても、
全体のパフォーマンスに
つながらないのは
制約条件(ボトルネック)を
見極めていないからなのです。
次回は、この制約条件を
どうやって見つけるのかについて
お話しします。
