管理職の言うことを聞いてはいけない



先日、養成講座の卒業生から
こんな相談を受けました。




「会社で1on1やMBOの導入について
役員の中で話が出ているのですが、
色々な意見が出て迷走状態です」




この相談はとてもよくある話です。




多くの会社が
「1on1をやれば組織が良くなる」
「MBOで目標管理すれば成果が出る」
と思って制度を導入しようとします。




しかし、
制度の関係性を理解しないまま
導入してしまうと、




かえって現場が混乱したり、
形だけの運用になってしまったり
することがほとんどなのです。






私がクライアント先で
よく見かけるのは、




1on1を「雑談の時間」だと
思っている管理職や、




MBOを「評価のための面談」だと
勘違いしている経営者です。




ですが、1on1とMBOは本来、
協力関係にあるものです。




MBOで設定した目標に向かって
進んでいるかどうかを
1on1で確認する。




この時間を1か月に1回とることで
結果的に上司と部下の関係性も
向上していく。




つまり、
目標達成のために1on1があり、
関係性向上は副次的な効果に
すぎないということなんです。






もしあなたのクライアント先でも
1on1やMBOの導入について
相談されることがあったら、




「なぜ1on1をやりたいと
思われたんですか?」




という質問から始めてみてください。




多くの場合、
エンゲージメント向上や
コミュニケーション改善といった
答えが返ってきますが、




それは制度の目的を
はき違えている可能性があります。




制度や取り組みには
すべて目的があり、
目的に合うように調整すれば
成果へ向かって回り始めます。




クライアントは目の前のことに
捕らわれがちだからこそ、
私たちがしっかり遠くを見据えて
サポートしていってあげましょう。