ある企業に行ったときの話です。
そこで働いている方の表情は
なぜか一様に沈んでおり、
活気がまったく感じられません。
従業員同士の会話もなく、
終始息が詰まるような雰囲気でした。
そんな場所に
「Bad News First
~悪い報告ほど迅速に‼」
という標語が貼られているのを見て
私は「なるほど」と思いました。
そもそも標語とは
目的の確認や意識を統一するために
短い表現にまとめたものです。
つまり働いている人たちが望んで
掲げられているものでなければ
おかしいわけですが、
その企業では働いている人を
コントロールするために
標語が存在しています。
「悪い報告ほど迅速に」
これは事実上、トップからの
「隠すなよ」や「逃げるなよ」
という脅しでしかなく、
そんな言葉を毎日職場で
見せられている人たちは
苦痛で仕方ないでしょう。
私がなるほどと思ったのは
こういう理由からです。
「悪い報告ほど迅速に」を
本当に実践してもらいたいなら、
それができる職場とはどんな職場なのかを
職員みんなで考えて標語に掲げるべきだと
私は思います。
トップがやってほしいことを
一方的に掲げるのではなく、
みんなが目指したいことを掲げる。
それは「いつも笑顔」かも
しれませんし、
「まず相手の話を聞こう」かも
しれません。
いずれにしても
「これができる職場になれば
みんな悪いことほど迅速に
報告するようになるよね」
と思える標語こそ、
職場を活気づけ目的目標の達成に
役立つものなのです。
私たちコンサルタントや
人の問題を解決したい士業は
結果として成果が出る、
結果として問題が解決する、
そういう仕組みを作るのが仕事です。
結果としてトラブルが減り、
結果として悪いことをちゃんと
迅速に報告する組織とはどんな組織か。
経営者や従業員の方に
そのイメージを持ってもらうことが
組織改革への大きな一歩になります。
ぜひ現場で試してみてください。
追伸
上記の話で私がすぐに
「なるほど」と思えたのは
経験があるから・・・ではありません。
たしかに私は10年以上
コンサルタントをしていますが、
その経験とは関係なく
ある3つの視点で組織の状況を見れば
誰でも問題のポイントは分かるんです。
実際、私の仲間たちは
経験の浅い方でも
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