Profile 01
小島敦子(こじまあつこ)さん
プレシャスパートナー
研修講師・組織開発コンサルタント
チームビルディングコンサルタント養成講座
2019年 東京8期卒業
全日空(ANA)に勤めていた時に「研修エージェントの会社を立ち上げるんだけど、やってみない?」と知り合いから誘われました。今から考えると、そこがターニングポイントでしたね。
数少ない女性管理職として会社に骨をうずめるか、退職して研修講師という未知の世界に飛び込むか。ここから私の研修講師としてのキャリアが始まりました。
独立当初は研修講師を養成する講座などに通いつつ、研修エージェントの会社で先輩講師のアシスタントのような形で半年ほど経験を積みました。仕事の割合としては、研修エージェントからの仕事が7割、直接企業から頂く案件が3割という状態で、今のように直接経営者とお話しするような機会はほとんどなかったです。
研修エージェント経由の仕事だと「この研修をやってください」という依頼が来るだけなので、クライアントが本当は何に悩んでいて何を求めているのかが分かりません。そのため現場に行くと、「この研修をやっても意味ないじゃん!」というようなミスマッチな研修をせざるをえないことが多かったです。
その時に気づいたことが、研修講師だと経営者と接する機会が少なすぎるということ。研修講師という立場ではクライアントが求める研修を提供するのが難しいと思いました。
また自分の経験値だけでは壁にぶつかることが多くあり、その不安をなんとか取り除こうと、いろいろなセミナーや講座に参加して学んでいました。
ただ、そうして学んで得た知識(武器)も、適切な使い方がわからず「これどうやって使えばいいんだろ?」と思っていたのが実際です。不安がなくならないのでがむしゃらに学び続けてはいましたが、自分に何が足りないのかさえ分からず、ずっと不安は消えませんでした。
チームビルディング(組織開発)コンサルタント養成講座を受講しようと思ったのは、別の講座に参加している時に、瀧田さん(養成講座の卒業生)に「こんなセミナーやってるから行ってみたら?」と紹介されたのがきっかけです。そのセミナーで石見さんから「研修講師は教育目的でしかクライアントに関われないから、成果は出せなくて当然だよ」と言われて衝撃を受けました。しかもその理由を理論で説明され、私自身の経験を踏まえても納得せざるをえなかったんです。「だから成果が出なかったのか・・・」と落ち込んだと同時に、何がダメだったのかがはっきり分かって、個人的にはすごくスッキリしました。
これまでさんざんエージェント経由で現場の状況にマッチしない研修をやっていたこともあって、「私は経営者と一緒に会社をよくしていけるコンサルタントになりたい!」と決意し、チームビルディング(組織開発)コンサルタント養成講座の受講を決めました。
今までいろいろ講座を受けて各コミュニティにも属してきましたが、一番長く関わっているのがここの養成講座卒業生のコミュニティです。とにかくコミュニティの仲間たちの実力がすごい。今まで一人で悩みながら頑張ってきたんですが、今は「困ったことがあったら周りの力を借りていいんだな」と思えます。
クライアント先で上手くいかなかったことがあっても、すぐに相談できる仲間がいて、めちゃくちゃ心強いです。
以前、あるクライアントの会長が社員に向けて「いったいどんな研修を受けてるんだ!」とお怒りになり、契約を打ち切られたことがありました。そのときは落ち込んでいたんですが、仲間の1人から「それはあっちゃんがよくやった証拠だよ」と言われたんです。
理由を聞いてみると「あっちゃんの研修がそれだけ強い影響力を発揮できたから、社員を思い通りに動かしたかった会長からそういう言葉が出たんだよ」「それは大きな成果だよ、自信持っていこう」と言われました。信頼できる仲間からの言葉だったので、自信がみるみる湧いてきたのをよく覚えています。
私が新規のコンサル案件で四苦八苦しているときに石見さんから言われた「あっちゃん(現場でしっかり)揉まれてるねー!」も嬉しかったですね。ちゃんと見てくれてるんだとわかって、また頑張ろうと思えました。
私は独立してから数年間「研修をやっても成果が出ない」「会社の実情がわからないのに、効果のある研修なんて組み立てられない」と悩んでいました。もし同じようなことで悩んでいるなら、経営者と直接話せる立場になって本当の課題を知る必要があります。その方法やコンサルタントになるための具体的なロードマップを教えてくれるのが、チームビルディング(組織開発)コンサルタント養成講座です。
加えて、私がこれまで学んできた知識(武器)の使い方も養成講座を受けたことで理解できました。使いどころさえ掴めば、その武器はちゃんと効果を発揮してくれるし、私も現場でそれを実感しています。
コミュニティには石見さん以外にも経験豊富な仲間がたくさんいるので、困ったときは「こんな研修をやるんですが、何かアイデアないですか?」と聞けば必ず誰かが答えてくれます。
ぜひ一歩、飛び込んでみてください。