日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
星野監督が楽天をリーグ優勝に導いた
理由の1つとしてあげられるのが、
勝つためにゼロベースで考えながら
2年間でチームのメンバーを
ガラリと入れ変えたことです。
星野監督就任1年目のシーズンから
3年目の今年のシーズンまで残っているのは
松井稼頭央選手と聖沢諒選手の2人だけなのです。
これはどういうことかというと、
3年目に入る今年はチームのコンセプト、
つまりチームとしての勝ち方を変えて
臨んだシーズンだったという事です。
このように成績・成果を残すためには、
チームの勝ち方・組織の勝ち方を
大局的に俯瞰して見る事、
その方向性にしっかり導いていく事が、
大切だと確信しています。
もちろんスポーツの世界とビジネスの世界は
全く同じではありませんが、
私自身はスポーツの世界で起こっている事を
ビジネスの世界でチームビルディングとして
実践していくという事が必要だと思っています。
なぜならスポーツの世界で起こっている事は、
チーム創りに関してより本質に近いことが
体現されていると感じているからです。
ここで一番初めにでてくる疑問は、
ビジネスの世界ではスポーツの世界のように、
チームのメンバーをとっかえひっかえ
出来ないということです。
特に中小企業では、
そんなに人員はいませんよという言葉が
直ぐに返ってきます(笑)
このスポーツの世界で行われているチーム創りを、
限られた人員とリソースの中で
実践する方法の一つは、
今まである人がやってきた役割を
別の人にやってもらったりや、
その人しかできないと思われていた役割を、
複数の人でやっったりするということです。
少し大きめの組織だと
異動があるかもしれませんし、
肩書きが変わるかもしれません。
それができない企業規模だとしても、
役割を少しずつ変えていく事なら
出来るのではないかと思います。
勝つチームを創るためには、
時には組織を揺らすことも必要なのです。