日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
チームや組織づくりをしている中で
報・連・相(ホウレンソウ)を徹底していこう
という話はよく出てきます。
つまりよく出てきているという事は
それがなかなか実践し続けられないという
裏返しでもあります。
それが続かない最大の要因の1つは
報・連・相がトランプの「ババ抜き」に
なってしまっているのではと思うのです。
どういう事かといえば・・・
上司や同僚に、都合の悪い事を
報告や相談をすれば怒られる、注意される。
できるなら、ババを引きたくない。
つまり悪い事を報告、相談をなるべくしたくない、
だから後回しにするという事が起こるのです。
そして、最後に・・・
ババを引いてしまう時
後回しに出来なくなった時に、報告や相談をすると
結局いつも以上に怒られてしまう。
だから、更に報告・連絡・相談をしなくなる。
やがて報告・連絡・相談がなくなる・・・。
そんなサイクルが出来あがるという事になります。
報告・連絡・相談をする本当の目的は
一体、何でしょうか?
本来は課題や問題を共有して、
有効な手段を考えて早めに対処することで
問題が大きくなるのを未然に防ぎ
課題をクリアする事で目標達成に向かう
そんな事ではないでしょうか。
報告・連絡・相談を定着させていくために
必要なのはまず、その意味や目的を把握して
そのためにそれぞれが行動することなのです。