日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
この本は私の好きなキーワード、
「サッカー×佐々木則夫×山本昌邦×マネジメント」
がオンパレードな本です。
クライアント先に大きな成果を上げたい
マーケティング系コンサルタントや
戦略系コンサルタントの方には必読の本です。
成果を上げるには
クライアント先の経営者やスタッフの特徴を
上手く活かす方法を考える事は非常に大事です。
伝えたい事が沢山ある中で、
特にここという一説をご紹介しますね。
↓↓ここから
サッカーのディフェンスというのは、
相手を外へ、外へ追いやるのが一般的な考え方です。
我々の組織でもベースになっているところですが、
海外には男子顔負けのキック力を持つ選手もいます。
外へ追いやっても、一発のキックで
サイドを変えられてしまうことがあるんです。
いきなりサイドチェンジされたら
どうしても対応が遅れますし、
ふたりでひとりに対することも難しい。
我々の特徴を考えると、効率が良くありません。
それならば、
外へ追いやらずに中へ追い込んだらどうか。
狭いスペースの中なら、
ボールを動かされても瞬時に対応できます。
我々の敏捷さが活きます。
数的優位も作りやすい。
近くに味方が何人もいますので、
奪ったボールをすぐに攻撃に切り替える事もできます。
守備においても攻撃においても、
こちらのほうが我々の場合は生産性が高い。
なおかつ、付加価値を生み出せるのです。
↑↑ここまで
いかがでしょうか。
個人の持つ優位である敏捷性を活かした
数的優位をつくるという、
組織としての戦い方を構築し、
それをベースに一般的なやり方とは違う
(この場合は反対の)方法で付加価値を生み出す。
このプロセスから生まれたものは、
他のチームがマネしようとしてもできない
差別化された戦い方と持つチームであり、
それこそがオンリーワンの勝ち方を
持つチームになります。
そして・・・
これを創りだしたベースにある思想が
【チームビルディング×戦術】なのです。
これは、企業そのものにも当てはまります。
マネされない、差別化された、
オンリーワンの企業を目指すのであれば
必須のスタンスであり、
これこそが企業戦略で語られる、
ユニークなバリューチェーン
(差別化された、他社にマネされない)です。
高付加価値を目指す企業になるのであれば、
【チームビルディング×戦術】の目で自社を、
組織を見つめ直してください。