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チームビルディング
コンサルタントの石見です。
今日は、
前回に引き続きですが、
「属人化の分かれ目パート2」
というお話です。
属人化してしまう分かれ目とは
何かというと、
前回は、
「当たり前のレベルを引き上げるタイミング」
を引き上げる際に、
仕組みや、マニュアルを作らないと
属人化のレベルが高くなってしまう
という内容でした。
今日は2つ目として、
「人として認められなくなった時」
という事をお伝えしたいのです。
これポイントだと思います。
要は、
組織がどんどん殺伐としてというか、
業務中心な感じになり、
人間関係が薄くなって
孤立感が高まってきた時というのが、
実はどんどん属人化していく
ポイントだと思うのです。
何故かと言いますと、
そのような職場では、
自分は今、任された仕事をしている、
それを責任を持って達成する事が
私の存在価値や存在理由だ
と思ってしまうのです。
そうなると、その仕事を
誰でもが出来る形にしようとすると、
それを手放さなくなるのです。
自分の存在価値が
無くなってしまうんじゃないかって
思ってしまう訳です。
そうなると、
その仕事にしがみつく事になり、
属人化してしまった状態から
離れられなくなるのです。
大部分が、
こうやって高度なレベルで
属人化してしまって、
そのように手放せない
という状況になってから、
どうしましょう?
とか
仕組み化やマニュアル化
どうしましょう?
という相談をされるのです。
本当にこれは多いのです。
ですので、
属人化させずに、
組織として人の入れ替わりが
あったとしても、
どんどん組織全体として、
上手くお客様に対応できるようにしよう
と思うと、
人として、あなたがこの組織にいて
いいんですよという、
マズローの5段階欲求説の
「帰属の欲求」といわれるようなものや、
コーチング的にいう
「承認の欲求」みたいなものが、
きちんと満たされていると、
属人化せずに、
皆でこれをやっていきましょう
という流れになると思います。
承認欲求が少なかったり、
帰属の欲求が低い所は、
属人化していく
という事を、
ぜひ、士業やコンサルの皆さんには、
覚えておいて頂ければと思っています。
ありがとうございました。