チームビルディングコンサルタント
の石見です。
今日のテーマは、
「経営者にとって
必要なコンサルティングとは?」
というお話をしたいと思います。
前回、
経営者、リーダーにとって
必要なことは
コンサルティングではなくてコーチング
というお話をしました。
では経営者にとって
必要なコンサルティングとは何なのか?
今一度、考えてみたいと思います。
私自身がやっている事も含めてお伝えすると
経営判断するにあたって
どういう選択肢があるのかを出してみたり、
それを一緒に考える事であり、
“答えを教える事ではない”
と思っています。
結局、
経営者もしくは
経営リーダーにとって必要なのが、
自分で答えを決めて、
それを実行する事
だとすると
やはり、
答えを教える事がコンサルティングではない
と思うのです。
では、私が教えている事は何だろう?
と振り返って考えてみると、
「考え方」
をお伝えをしている訳です。
例えば、
「人が自分について来るようになる為には
どうしたらいいか?」
と聞かれたらどうでしょうか?
私だったら、
「ご自身がまずは
自分の事をこういう人だとか、
こういうことを考えているという事を
きちんと話していますか?」
「自分を自己開示する
という事をやっていますか?」
みたいな事をお伝えするような感じです。
つまり、
何かをしたいと
経営者や経営リーダーが考えて、
それが出来ないのを出来るようにする為に
どうしたら良いのか?
となった時に、
まずは、
「こういう考え方があるのですが、
いかがでしょうか?」
という考え方を教えたり、
考え方を伝えると同時に選択肢を出してみる
という事をやっています。
結果、
それをやるかどうかというのは
経営者自身が考える事ですし、
私自身が
「それをやったほうが良いですよ」
という事は無い訳です。
そうすると選択肢として、
「ああ、そういうものがあるんだ」
と気付く事で、
経営者や経営リーダーが、
それを選ぶことが出来れば、
自分でどういう事かと考えて、
自分で答えを出させる、出してもらう
という事も出来る訳です。
経営者にとって
必要なコンサルティングというのは、
「コンサルティングであっても
答えを教えることではないのだ」
という事をぜひ覚えて頂きたいと思います。
いかがだったでしょうか?
ありがとうございました。