チームビルディングコンサルタント
の石見です。
今日のテーマは、
不安の裏には安心がある
というお話をしたいと思います。
士業やコンサルタント、コーチの方など、
経営者のサポートをする人たちは、
経営者のご相談に乗る事って
多い訳です。
経営者さんが、
ご相談に来る時というのは、
当然ですけどれも、
相談しているという事は、
相談するその裏側には、
相談したいと思っている物事について
なにかしらの不安がある訳です。
不安があるから相談したい
という状態です。
では、
「不安を解消しましょう」
ということになった際に、
「不安って解消できるんだろうか?」
というような状態も
起こる事があると思うのです。
もう少し、
それを深く考えていくと、
「不安を解消する」
ということは、
どういうことを目指すかというと、
安心するという状態を目指す、
安心感を手に入れたい
という事です。
見方を変えると、
不安に感じている事の
その裏側に、
「安心する領域」
みたいなものを、
なにかしらその人が持っていて、
その状態と、
今の状態にギャップがあるので、
「不安に思う」
という事になる訳です。
ココが大事なポイントだと思うのです。
「不安に思っている」
という事はイコール、
なにかしら「安心できる領域」
というものを
無意識化も含めて、
なにか思い描くイメージがあるという事です。
よく私が、たとえ話をするのは、
「緊張するのは、なんで緊張するのか?」
という事です。
緊張というのは、
「上手くいかなかったらどうしよう」
と思うから緊張する。
もう少し言うと、
緊張するという事は、
上手くいくという可能性を感じていたり
上手くいくという事が想像できるから、
「上手くいかなかったらどうしよう」
と思って緊張する。
不安というのも同じだと思っているのです。
「不安に思う」ということは、
「安心できる領域」とか
「安心」みたいなものが、
なにかしら
少しでも、おぼろげながらでも
感じたり、見えていたりするから、
そこから離れていると感じるからこそ、
「不安に思う」
という事なのだろうと。
当たり前のことを言っている
かもしれないですが、
こういうメカニズムなのだということを、
私たちは、知った上で、
経営者さんのご相談に乗らないといけない
と思っています。
いかがだったでしょうか?
何かご意見、ご感想をお願いいたします。
ありがとうございました。