チームビルディングコンサルタント
の石見です。
今日のテーマは、
サクセッションプランが向かない会社
というお話をしたいと思います。
新しいビジネスの切り口
ということで
「サクセッションプランというのがあるよ」
というお話をさせて頂きました。
とは言え全部が全部、
サクセッションプランが、
上手くいくという訳では無いのです。
もちろん、
上手くいかない場合もある訳です。
その見分け方のポイントを
お伝えすると、
それは、
「鶴の一声」
なのです。
どういう事かというと、
経営者が鶴の一言で、
今まで考えていたり、
決まっていたことを覆す
というような事を
やってしまう会社
やってしまう経営者だとしたら、
サクセッションプランは向かないだろうな
と思っています。
それは、
よく考えてみれば分かる話です。
サクセッションプランというのは、
長期にわたってというか、
まあ長いといっても
数十年という訳では無くて、
こう数年単位で、
次の幹部、次のリーダーを
どうやって育成していこうか?
ということを考えながら、
プランニングをして、それを実践していく
という事をやるのが、
サクセッションプランなのですけれども、
それをやっていって、
育成できたとしても、
もしくは、
それで次の後継というか、
引き継ぐのはこの人だなという人が
育ってきていたとしても、
鶴の一声で
「いや、この人にしよう」
みたいな事を経営者が言って、
それで決まってしまう事になるとすると、
「今までやってきた事は
なんだったんですかね?」
という話になる訳です。
全部が台無しになると思っています。
なので、
こういう事が起こるような会社は
そもそも長期的な取り組みって
あんまり向いていない
と私は思っていますし、
サクセッションプランも、
長期的な取り組みの一つなので
鶴の一声で変わる会社には
実は向かない
と思っています。
もしサクセッションプランを提案したいな
と思われたとしたら、
そこが、
鶴の一声で変わる会社か、
変わらない会社なのか
という事は、
ぜひ見極めて提案して頂きたい
と思っています。
いかがだったでしょうか?
何かご意見、ご感想をお願いいたします。
ありがとうございました。