今日は
ヴィッセル神戸から学ぶ強いチームを作るには?
という話をしたいと思います。
ヴィッセル神戸はサッカー J 1リーグの
神戸のチームです。
私は神戸に事務所を構えていますので
なんとなく親近感はありますが
すごく親近感がある訳でもありません 笑
ヴィッセル神戸って強いチームなのか
強くないチームなのかよく分からないと言うか
いいチームなんだと思うんですけど
すごく勝ってるか?と言うと
そんなに勝ってるイメージは
ないんですよね。
スペインのバルセロナというチームから
スーパースターが来たというのもあって
今ちょっと注目を浴びているといった
ところでしょうか。
テーマは強いチームを作るにはということで
今日はある種反面教師的な視点から
どうやって強いチームを作ればいいのか
どんな大事なことがあるのか
という話をしたいと思います。
ヴィッセル神戸は
楽天の三木谷さんがオーナーを務める
楽天グループの一つなんですが
楽天の三木谷さんがオーナーになってから
16年間で監督が16人交代してるんですね。
有名な話です。
16年間で16人ということは
一年に一人ぐらいのペースで
監督が交代してるということですが
これを会社に置き換えてみたらどうでしょうね?
毎年経営者が代わる会社ってどう思いますか
毎年課長が代わる会社ってどう思いますか
ってことですね。
もちろんJリーグの監督業というのは
成績が不振だったらすぐに交代させる
っていうことは日常茶飯事ですし
決してそれを否定しているわけではないんですが
16年で16人代わっていることが与えてる
影響は結構大きいだろうなと思います。
少なくとも
強いチームを作るコンサルタントとしては
頻繁に現場のリーダーを代えるのは
よくないですよとお話しています。
チームビルディングの
人材力・組織力・関係力を考えたとき
一年に一回リーダーが代わるということは
このリーダーの人材力
リーダーの役割という組織力
そして
リーダーがコミュニケーションする
という関係力が
その都度崩れていくということです。
新しい人が来たら
新しいリーダーの形で
リーダー力を発揮しながら
チームをまとめていき
コミュニケーションをする
というサイクルを回していく訳ですが
このサイクルが回らないままだと
当然うまくいきません。
チームビルディングの組織力・関係力の
考え方を当てはめて考えていただくと
よりこの監督交代という話が
強いチームを作るという意味では
マイナスということが
ご理解いただけると思います。
ありがとうございました。