ヴィッセル神戸の「バルサ化」から学ぶ強いチームの流儀

今日は

ヴィッセル神戸の「バルサ化」から学ぶ
強いチームの流儀

という話をしたいと思います。

 

士業・コンサルタントの方は
強いチームを作り方や人間関係など
組織に関するさまざまなご相談を
受ける立場にあるわけですが

今回はヴィッセル神戸の「バルサ化」という
話から表面上だけ真似しても意味がない
ということをちょっと紐解いていきたいと
思います。

 

ヴィッセル神戸といえば
VIP トリオですね。

2019年5月・4月のタイミングで
このバルサ(バルセロナ)という
スペインの強いチームのような
戦い方を目指すために

バルセロナで活躍していた選手を
ヴィッセル神戸に呼んできて
活躍してもらおうとしているわけですが、

これは「バルサ化」してないですよね。

バルサ化しようとしてるけど
全然進まない感じじゃないかと
素人目から見てもそう思います。

 

そんな僕からすると
活躍している選手が来たら
バルサ化するんだ

という表面的で短絡的な感じで
やっているのではないかと
僕は思っているんですね。

もし本当にバルサ化を
ヴィッセル神戸が目指すのなら、

バルセロナというチームが
どんな風に出来上がっているのか、
その全体像をちゃんと見て

そのチームが常に勝ち続けている
仕組みやメカニズムを研究して
一個ずつそれをできるように
なっていくことを目指さない限り

バルサにはならないんじゃないかと
私は思って見てました。

チームビルディングの
コンサルタントをやってる時の
私自身のコンサルティングは
そういう感じです。

一瞬だけ勝つとか
その時だけうまくいけばいい
ということであれば


そういう選手を連れてくれば
いいんじゃないですか
という話になるんですが、

「バルサ化」する
つまりバルセロナのような
サッカーをやり続けるチームにする
といった場合には

選手だけが来ても意味がない
ということです。


人材力・組織力・関係力という
チームビルディングの3つの要素で言うと、

バルセロナというチームを理解せずに
そこで経験がある選手を呼んだだけでは
人材力・組織力だけなので
うまくいかないですよね。

関係力のところで
それをどうやって展開するかを

選手も監督も球団全員が
どうしていけばいいか
コミュニケーションできないと
そうならないわけです。

そう考えると

なんでバルサ化が
上手くいかないのかというのは

チームビルディングの

・人材力
・組織力
・関係力

を見ていく中で
はっきりするんじゃないかと
思っています。

ありがとうございました。