今日は
ちゃんと6段階の階段を上ってもらう
という話をしたいと思います。
この6段階の階段というのは
1.知らない
2.知っている
3.やってみる
4.わかる
5.できる
6.している
という風に
人材育成で人材として育っていく
階段を表したものです。
特に知らないから知っている、
知らないから理解する、
という段階では大事かもしれません。
こうしてできない人や知らない人が
できるようになるという状態まで
6段階の階段があると私は考えていて、
人材育成する時に大事なのは
この6個の階段を上って行って
もらうことではないかと
思っています。
この6つの段階をどうやって
会社の中で作っていくかが
育成のキーになる
と言ってもいいと
私は思ってるんですね。
加えて、
理解してみて
やってみるというところに
1つ壁があるように思います。
失敗体験が少ない人は
スムーズにいくかもしれませんが、
失敗体験が多い人は
ここで止まることも多いと
思うんですね。
「やってみる」から「分かる」、
「分かる」から「できる」、
この
やってみる⇒分かる⇒できる
という階段には
上っていくのが非常に難しい
ポイントがあります。
「やってみる」から「できる」
という段階は
新しいことをやってみる
ということなので、
すぐにできることは
あまりありません。
確率としては
10回やって1回か2回
うまくいったらいい方だと
思います。
何でもはじめてのときは
上手くいかないのが
普通ですよね。
失敗が続くと
自信をなくしたりもしますし、
ここには1つ大きな壁があると
思っています。
そうして「やってみる」から
「わかる」「できる」という
段階で経験した失敗や
偶然上手く行った経験などから、
なんで上手くいったのか
ということも含めて
いろんなことが分かる
ということですね。
文字だけでは伝わらない
自分が体感して分かることがあって、
その分かることが蓄積されると
「できる」という段階に行って
それでできるようになっていきます。
「分かる」を意識的にやると
「できる」になるので、
これが意識せずにできるようになるのが
「している」という状態です。
こんな風になっていくことで
人は成長していくんだという風に
思っていただければと思います。