以前、『石見が斬る! X線天文衛星
「ひとみ」の悲劇』というブログを
投稿しました。
おかげさまでたくさんの方に
読んでいただけたようで
大変ありがとうございます。
実は、このお話をした背景には
もうひとつあって
それは今、日本で起きている
ある変化に着目していたからなんですよね。
以前のブログでは...
X線天文衛星「ひとみ」の事故は
従来のプロジェクト規模なら
機能していたプロジェクトの管理方式が
これまでにない『大規模で複雑』
という環境変化によって
従来の勝ちパターンに
はまらなくなっていたことで
引き起こされたのではないか?
だから、常に状況(パターン)の
変化に注意しながら、その時々で
打ち手(方法)を変えていかないと
いけませんね、という話をさせて
いただきました。
今回表題にした1990年代
と言えば、ある変化が起き
それは今もなお続いているんですが
いったい何だと思いますか?
端的にいうと、日本が労働者の数で
稼ぐことが出来なくなった時期
なんですよね。
つまり、生産年齢の人口が多く
高齢者が少ないという状態が
終わったといわれる時期になります。
生産年齢の人口が多かった時代を
人口ボーナス期、その後を
人口オーナス期といいますが
人口ボーナス期である
1990年代以前といえば
今よりも年功序列の風潮が
強い時代でしたし、若い世代が
多いというのは、会社は低賃金で
労働者をたくさん雇うことが
できた訳です。
政府も福利厚生費があまり
掛かりませんから、国も潤っていた
わけですね。
まさに、少し前の中国です。
でも、人口オーナス期
つまり、働き手が少なくなり
一方では物価が上昇し、
労働賃金が高騰してくると
そんな方法はもう通用しなくなります。
要するに、今まさに「方法」を
見直す時期に入っているということです。
でも、まもなく2020年を
迎えようとしているのに
国や企業の大部分が依然として
この変化に対応する方法を見出せていません。
この状況に危機感を持って
動き出した政府の打ち手が
「働き方改革」というわけです。
この改革の目的は、端的に言えば
ひとりひとりの労働生産性を
上げていきましょう、ということ
なんですが、そう簡単でないことは
想像に難しくないと思います。
では、なぜ難しいのか?
それは、ひとりひとりの意識を
変えていく必要があるからです。
でも、直接意識を変えようとしても
うまくいきませんね。
社長がトップダウンで
「明日から生産効率を上げてくれ」
と言えば、ほんの一瞬は効率が
高まるかもしれません。
でも、長続きはしないと思うんですよね。
特別なトレーニングを積んだ
メンタルの専門家でも
継続させることは難しいんじゃ
ないでしょうか。
では、どうすればいいのか?
私たちは、3つの力を使って
この課題を解決しているんですよね。
詳しくは下記ページを
ご覧になってみてください。
何からはじめればいいのか
何をどのように進めていけばいいのか
具体的な方法を知ることができます。
『半年で成果を出す働き方改革のススメ方』セミナー
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