率先垂範だからうまくいかない組織マネジメント

組織マネジメントに必要なのは
率先垂範だ、という話は
割りと広まっている話で

皆さんも、それが大事だと
言うことを研修で聞いたり

指導する立場として
そのように教えている方も
いらっしゃるかもしれません。

今回は、実はそう言ってるから
うまくいかないんじゃないか
という話なんですね。

どういうことかというと

率先垂範というのは
例えば、どんどん新しいことを
していくとか

率先して一番難しい仕事を
していく、していこうと
することですよね。

つまり、リーダーとして
まず先頭に立ってやって行こう
それが大事なんだ、ということ
だと思うんですけれども

今は変化の激しい時代です。

状況が変われば、すべきことも
どんどん変わっていきます。

そして、それを率いるべきは
毎回同じ人ではないかもしれません。
(チームビルディング的に言えば
そうあるべきではない)

さらには、すべての人が
組織マネジメントを明確に
理解して実行できる人とは
限らないわけです。

こんなふうに考えていくと
率先垂範、つまりリーダーとして
の役割は大事なんですけども

そのことと組織マネジメント
(ここでは目標達成のための
PDCAと考えてください)とが
リンクしづらくなっていくんですよね。

逆に、組織マネジメントのことを
考えすぎてもうまくいかない
ということが起こります。

そうすると、率先垂範リーダーの
一歩が遅くなり、変化にいち早く
対応できなくなるからです。

両輪で実行することが
大事だということですね。

では、どうすればいいのか?

この率先垂範、つまり先頭に立って
リーダーの役割をしていく人と

組織マネジメントを回す人とは
分けて考えてみるということが
うまくいく大事な要素

あるいは考え方の1つなのかなと
思っています。

そして、ここがまさしく
チームビルディングですが

こうしたことが得意な人が
それぞれ得意なところをやればいい
ということなんですよね。

是非ですね
率先垂範について
この記事を参考に一度考えて
いただけたらというふうに
思っています。


この記事にピンときたら...
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