誰かがやってくれるんです

経営者の方に限らずですけど

「責任感が無いというか
 誰かがやってくれると思ってるから
 ミスを起こすんですよ」

といった話をよく聞きませんか?



つまり、

“覚悟がない“という意味で

「誰かがやってくれる」
というマインドでやっているんじゃないか?

という訳です。



「覚悟を持ってやりなさい」

と言いたくなる気持ちは
すごく分かります。



ただ、これを

「誰かがやってくれるって
 思っているんじゃないか?」

と言ってしまうと
どうなるでしょうか?


ポイントは

「誰かがやってくれる」

「誰かがやる」

という事を前提にしていないと

そもそも、組織づくりとか
チームづくりは成り立たない
ということです。



一人では事業の
すべてが出来ないから

大きな事をやっていこうと
思っているから

分担して、助け合う
組織やチームを作る訳です。



それを、経営者やリーダーが

「誰かがやってくれると思ってないか?」

と言ってしまうと、


組織づくりや、チームづくりを
ある意味、否定をする事になると
思うわけです。



ここで大事なことは

「誰が責任を持ってやるかが明確でない」

という事が本当の問題であって


「誰かがやってくれるんじゃないか」

というマインドが問題なのではない
ということです。



私は、相談者が

「誰かがやってくれると思っていること」

に対して、


「責任感が無いのではないか?」

と口にされたり、そう思っていると
感じたときは


その、もっと前提である

「誰が責任者なのかを
 きちんと明確にしているか?」

ということを
確認するようにしています。


そうすると
大概は明確ではないのです。


明確ではないから
結果的に、そのようなことが
起こるということです。


また、責任を明確にすることで
自発性が生まれるのです。



今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




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