「任せる」と「丸投げ」をマラソンで例えてみた

今日は
 
「任せる」と「丸投げ」の違い
 
という話をしたいと思います。
 
 
 
皆さん、
 
「任せる」と「丸投げ」の違いって
何でしょうか?
 


これが明確な方は
「任せる」事が上手く出来ている
のではないかと思います。
 
 
 
ポイントは2つあります。
 
 
1つ目は

任せた仕事が
「どうなればゴールなのか」
というビジョンを明確にすること
 

2つ目は

それを達成するために
使っていいモノは何か
 

別の言い方では
「権限移譲」という話になりますが
 

ビジョンを達成するために
必要なモノや事の範疇を明確にする
という事です。
 
 
 
ビジョンがなく
必要なモノや事の範疇が
明確でないと
 
 
言われた側は
 
どの状態まで
どのような質で
仕上げたらいいのか?
 

どういう権限
どんなモノやお金を
使っていいのか?
 

どれくらいの時間を
使っていいのか?
 

 
結局
どれだけの力をかけたらいいのか
良く分かりません。
 
 
ゴールまでの距離が分からない
マラソンを想像してみてください。



そこで、監督・コーチから
ベストを尽くせ

と言われるようなものです。



給水ポイントはあるのか?
それは飲んでもいいのか?
どんなペース配分をすべきなのか?

まったく分かりませんよね。



これが「丸投げ」が
上手くいかない理由です。


 
では、こんなとき
任せられた人はどうすれば
いいでしょうね?



もうお気付きだと思いますが


・ビジョンは何か?
・与えられたリソースは何か?
・与えられた権限はなにか?



これらを確認することですね。



これらをお互いに
きちんと検討して確認する
 
という事があって初めて
任せた事・任された事が
上手く回る
 
という事になると思います。
 
 

また、こうすることで
コミュニケーションの質が上がって
コンパクトになり
 

さらに
しっかりコミュニケーションする
ための時間(関係力)も確保できる
ようになると思います。
 
 
 
これが「丸投げ」だと
 
コミュニケーションの質が悪く
話しのまとまりに欠け

しっかりコミュニケーションする
ための時間が確保できない...
 

私が知っている事例では
このようなことが
よく起こっています。
 
 
 
いかがだったでしょうか?



「任せる」と「丸投げ」の違いは
 
ゴールのビジョンと
リソース・権限を明確にして渡すこと
 
と覚えていただけたらと思います。



また、ここまで
読んでいただけた方なら

どんな状態なら
「丸投げ」が可能なのかも
もう、お分かりですね。




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