組織文化は上司から伝染する

今日は

組織文化は上司から伝染する

という話をしたいと思います。



最近、ハラスメントに
ついてのテーマや話が
よく話題に上ります。



なぜハラスメントが起こるのか?
広がる理由は何か?



それは


その上の上司や経営トップが
そういう姿勢・体制だから、です。



つまり

「上司の姿勢・体制は組織内で伝染する」

ということです。



知ってか知らずかはさておき
たとえば上司がパワハラを
してしまっていたら


それを見た部下
さらにその部下が
それを真似てやっていく


そういう事が
組織内で起こります。



ですから


ハラスメントで
訴えが起こされている
退職者が続出している
という場合


得てして経営者から
はじまっていることも
少なくありません。




ハラスメント以外では


たとえば

「何かアイディアを出せ」

と言ってもなかなか出ないとか
新しいものが生まれてこない
組織もそうです。



これは


今まで
上司が部下に対して


「新しいものを作らせなかった」
「新しいアイディアを採用しなかった」
「ちゃんと話を聞いてこなかった」


ということを意味します。



なかなか人が育たない
というのもそうです。



教える事ばかりをしてきた
組織の下で育った上司は


教える事ばかりになって
部下が育ちません。



自立して
自分でなんでも動ける部下を
育てようと思うと


教えることばかりをしていては
育たない訳です。



自分の部下が
トライアンドエラーできるような
チャレンジさせる場を作ってあげて


部下の話をきちんと聞いてあげる
ということが大事なのです。



そうでない組織というのは
部下が育たないのです。



もし経営者が

「部下が育たない、何でなんだろう?」

と悩んでいるとしたら


それは経営者が
教える事ばかりをやってきたから・・・
かもしれません。



いかがだったでしょうか?



今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。