「自発的に動く」組織は失敗する

今日は

「自発的に動く」組織は失敗する

という話をしたいと思います。



自発的に動く
自発的に働く
自発的な組織をつくる、など


何かを「自発的」にする
ということは


自分で考えて
自分で判断して
自分で動く


という事であり


「自発的」という言葉には
ポジティブな印象を抱く方は
多いと思います。



しかしながら


自発的な組織を作る時には
自発的に動けるスペースを
作る必要がある


ということを
忘れてはいけません。



自発的に動けるスペースがなければ
“自発的に動けない”からです。



そして、これが意味するところは

「失敗ももたらす」

ということです。



もう少し正確に言うと
成功することも失敗することも
同時に存在する


上手くいくこともあれば
上手くいかないこともある


ということです。




ですから


「自発的に動く」をつくる
というのは


「失敗が許される場を提供する」こと
「自発的な動きをサポートする」こと


の覚悟を決めて取り組むこと
という話なのです。



自発的に動くということは
自分で考えて
自分で決めて
自分で実行する訳ですから


やはり
はじめは精度が低く
成功する確率は低い訳です。



そこから経験を積み
仕事の精度を上げていくことで
成功する確率は
上がっていきます。



そんな流れを作っていく
ということが


自発的な組織をつくる
プロセスなんですね。




追伸

自発的に動けるスペース
を作ったからといって
実はすぐには動きません。

その期間を待てずに
スペースを無くしてしまい

結局、いつまでたっても
自発的に動く組織が作れない
ということが起りがちです。

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