外国人の友人に「阿吽の呼吸」を仕掛けられました

最近、友人と待ち合わせをした時に
こんな会話がありました・・・。

友人
「雨降ってきたんだけど傘ある?」

石見
「雨降ってきてるね。傘1つあるよ。」

友人
「待ち合わせ場所の近くに
 来てると思うんだけど、どこにいる?」

石見
「OOOの前のスタバの中にいる。
 そこからだと傘買った方がいいね」

友人
「(一瞬無言・・・)わかった。
 とりあえず傘買っていくわ。」

特に問題なさそうな会話なんですが
何が問題か想像できますか?

実は私もこの時点では
全く想像できなかったんですけどね。

その後
スタバで無事に合流して
打合せが終わってから・・・

友人が切り出してきたんです。

友人
「KOZOさぁ、最初にぼくが電話で
雨降ってきたんだけど傘ある?って聞いたのって
普通、俺に貸せる傘あるってことなんちゃう?

傘1つあるって言ったから、
貸してくれると思ったよ!どういうこと~?」

石見
「え~そういう事?
いやいや傘あるって聞かれたから
傘が1つあるって応えたんだけど・・・」

友人
「その傘はKOZOが使う傘でしょ。
そういう場合は、
傘持ってないって応えないと・・・」

石見
「いやいや、傘手元にあるし・・・」

友人
「じゃ~、今から合流してくるOOに聞いてみよう!
 どっちが普通かって!(笑)」

という事だったんですよね。
どう思いますか?

友人の思いは
雨が降っているという状況(背景)の中で
傘持ってる?という言葉が
「今、傘持ってないから貸してくれる?」
という事を意味していたということです。

こういう事を【阿吽の呼吸】と呼びます。

逆に
会話がかみ合っていないと感じたら
相手が発する言葉の背景と
自分の発する言葉の背景が
かみ合っていないということです。

“あれっ?!かみ合っていない“
って感じたら
相手の言葉の背景を知りに行くことを
実践してみてください。

言葉の意味は背景によって変わるという事を
是非、覚えておきたいですね。


因みに・・・

その友人は日本に長くすむ外国人です。
阿吽の呼吸を仕掛ける外国人って・・・

いや、まあ・・・
外国人って言っても人生の長さで言えば
日本で生活するほうが長い方ですが・・・

・・・私の方が外国人?笑