社長からの相談内容です。
「責任感持って仕事して欲しいがダラダラしている。金曜までに完了すべき作業を終えず仕事を終了しているのが週明けに分かるので、月曜日は会社に来るとイライラする。この状況を改善したい。」
とのことなので、お伝えしたいと思います。
ただ伝えていないだけ
この問題の根本原因は
「目標を決めて、社長がどうしてほしいのかをハッキリいわないこと」
にあります。
とにかく経営者は目標を決めないし
従業員の作業に不満があっても
それを言わない傾向があります。
「金曜に完了すべき作業を終えず仕事を終了しているのが週明けに分かる」
とありますが、
これは原因がわかっているのに
その旨を伝えていないから起こるのです。
これを解決するためには
木曜日の時点で
金曜日に作業が終わるかどうかの
進捗を確認する必要があります。
さらにいうと
金曜日の朝にも
作業が終わるかどうかの確認が必要です。
極めつけは
「残業してでも完了させてください」
というように
ハッキリいうことが大事です。
また
「責任感持って仕事して欲しいがダラダラしている」
とありますが、
苦手なことをやらせているから
社長が思ってるより
作業の進みが遅いのかもしれません。
その部分まで
しっかり聞いていないのでわかりませんが、
いずれにせよ
そう思うのであれば、
社長がそれをはっきり言ったほうがいいです。
なのでこれは組織の問題ではなく、
社長の問題となります。
もしあなたがサポートに入るなら、
社長が従業員にハッキリいえるようになるための、
コーチング的なサポートが良いかもしれません。
まとめ
今回の相談内容の答えは
「目標を決めて、社長が従業員に対してどうしてほしいのかをハッキリと伝える」
です。
本文中でもお伝えしましたが、
日本の経営者は目標を決めないし
従業員の作業に不満があっても
それを言わない傾向があります。
それを放っておくと、
このような組織になってしまうので
注意が必要です。
今回の内容を参考にして
クライアントに
アドバイスしていただければと思います。