この傾向が強いコンサルは仕事を失います

こんにちは。

チームビルディングコンサルタントの石見です。

先日、社労士をしながらコンサルもしている
卒業生からこんな相談を受けました。

クライアント企業のテレワーク規程を
作っているのですが、
それで終わらせたくない。

働きやすい環境づくりまで
支援していきたいのですが、
どうしたら契約につながるでしょうか?

私はその卒業生に
こう聞き返しました。

「どの部門からテレワークにするか
具体的に考えてもらっていますか?」

「どういう働き方をしていたら
働きやすくなっているのか
クライアントはイメージできていますか?」

すると
「まだそこまでは・・・」
とのこと。

実はここに、
多くのコンサルタントが
陥りがちな落とし穴があります。

私たちコンサルタントは
クライアントから相談を受けると、
ついつい答えを言いたくなります。

「全社でテレワーク導入を進めて、
管理職研修をやって、
評価制度も見直しましょう」

知識も経験もありますから、
答えを言えること自体は
悪いことではありません。

しかし、これをやってしまうと
単発の仕事で終わってしまうことが
多いです。

なぜなら、
答えを言いすぎると
クライアントが自分で考えなくなり、
問題の構造に気付けないからです。

先ほどの例で言えば、
テレワーク規程を作ることと
働きやすい環境づくりが
どうつながるのか、

クライアント自身が
理解できていない状態で
次の提案をしても
響かないのは当然です。

大切なのは、
答えを教えることではなく、
クライアントに気付いてもらうことです。

「どこか1つの部門で
成功事例を作ってから
他に広げる方が確実ですが、
どの部門が一番やりやすそうですか?」

「成功事例を作るとしたら、
どんな状態になっていれば
成功だと言えるでしょうか?」

こんな風に質問していくと、
クライアントは自分で考え始めます。

そして自分で気付いたことは
確実に実行されますし、
次々と新しい課題も見えてきます。

結果として、
継続的な関係が築けるように
なるわけです。

私たち専門家にとって
答えを言うのは簡単です。

でも本当に価値があるのは、
クライアントが自分で答えを
見つけられるように
サポートすること
にあります。

このことを常に念頭に置いて
クライアントと関わってくださいね。