チームビルディングコンサルタントの石見です。
第2話では施設の乗っ取りに遭い、
弁護士が社長となる中で
私が実際の経営を行うという
極めて異例な状況を経験したことを
お伝えしました。
今回はさらに私が
追い詰められていく話です。
============
半額給与で耐えた2年間の死闘
============
1. 2年に及ぶ過酷な両立生活
裁判期間中の2年間は、
想像を絶する過酷なものでした。
私は、福祉施設の運営を守る傍ら、
ラーメン屋の立ち上げを手伝い、
さらに裁判に勝つための証拠集めや
弁護士との打ち合わせも担当しました。
施設内部にいる私が、書類を精査し、
裁判の準備を行う必要があったのです。
また、会社の不安定さから、
能力の高いマネージャーや
リーダー層は不安を感じて
次々と辞めていきました。
このため、
採用と離職を繰り返す中で
スタッフの入れ替えが進み、
約1年でほとんどのスタッフが
入れ替わった状態でした。
さらに、運営中は会社の状況を
察知した行政や労基からの監査や
調査が何度も入るなど、
四面楚歌の状況が続きました。
2. 個人的な大きな犠牲
この泥沼の戦いで、
私は個人的に大きな犠牲を払いました。
裁判期間中、私はオーナーと
約束していた給料の全額ではなく、
帳簿上に載っていた金額、
すなわち本来もらえるはずの
給料の「半額」で過ごさざるを
得なかったのです。
給料半分という状態で、
カツカツの生活を送りながら、2年間、
私は施設を守るために奮闘しました。
3. 努力の結実
しかし、この努力は無駄では
ありませんでした。
約2年が経過する頃には、
私の奮闘が実を結び、
施設は大きく改善されました。
クレームが減り、
採用したスタッフが定着するなど、
施設は徐々に良い状態へと
回復していったのです。
そして、
ついにオーナーが裁判に勝利し、
会社に戻ってくるという結末を迎えます。
この時、
私の給料も約束通り全額に戻り、
「ようやく一息つける」
そう思っていた矢先のこと。
ここからさらに残酷な結末が
私を待ち受けていたのです。
次回に続きます。
石見ダークサイド第3話:給与半額で耐えた2年間の死闘
