日本で唯一、
売上を上げる
チームビルディングコンサルタント
の石見です。
今日のテーマは、
「人の命と関わる」とどう向き合うか?
というお話です。
これは私が、
医療業界でよく聞く話です。
医療業界において
人材育成をする難しさを、
「人の命と関わる」
という事と
セットで話をされるのです。
どういう事かというと、
「人を育てるのにミスを許す
そのように
コントロールしないで自発的にさせる
ということが
非常に大事だという事は
分かるのですが
やはり
“人の命に関わる”ので、
そういう意味では、
どうしても言わないといけないのです」
とか
「ハッキリと
ある種の命令みたいな事を言わないと
いけないのです」
みたいな話を本当によく聞く訳です。
その時に、
いつも私は疑問に思って
そういう話をしてくる人に
こんな質問をするのです。
「人は一度もミスをせずに
成長すると思いますか?」
というような質問です。
例えば、それを言った人に、
「あなたの経験でいうと、
一度もミスをせずに
今の仕事をしていますか?」
という事を尋ねます。
そうすると、
「いやそうでもないです」
みたいな話は必ず出てきます。
人が生きている以上、
一度もミスをせずに成長している
なんて事はありえない訳です。
そのように考えると、
すでに目の前で、
そう言っている人が、
今の業界に携わっている
という事は、
“成長している”訳ですよね?
つまり、
成長しているという事と、
ミスを最小限にして、
事故にしないという事が
現実的に出来ている
という事実を
その方は、
隠しているという訳でもないし、
何かこう見ないふりをしているなあ
と感じてしまうのです。
そういう意味では、
医療業界だけの話ではなく、
いろんな業界で、
「うちは特殊ですから」
と、ある種の特殊な事を言い訳にして、
「こうやってしまっているのです」
みたいな事って本当に多いのです。
しかし私は、
人という事を考えた時、
人を中心に考えた時に
「今すでに、それが成立している」
という事であれば、
必ず出来る道はあるのだと思っていて、
それを作ろうとしていないスタンスが、
実はすごく問題ではないか
と思っています。
ここをぜひ一度、
考えて頂きたいなと思っています。
いかがだったでしょうか?
ありがとうございました。