チームビルディングをすすめる時に気付く呪縛~後編~

日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。

昨日のブログの続き・・・

チームビルディングをすすめる時に気付く呪縛~前編~
http://www.saikyou-team.com/blog/post-328/

あるチームで複数の仕事を
同時並行で進めていたとします。
そこでチームメンバーの一人が、
少し問題を抱えていました。

けれども・・・
「まあ、なんとかなるだろう」
という思いや

その問題を共有したり、
解決に時間を割く事で、
忙しい他のメンバーの負担になったり、
迷惑になったりするという思いもあって、
自分ひとりで抱えたまま、
時間が流れていきます。

そのうち・・・
「まあ、なんとかなるだろう」
と思っていた問題が
思いがけず大きくなり、

解決ができずに
1人で抱えきれなくなった時点で、
チーム全体に状況の開示があり、
その問題の解決に全員が
取りかからなくてはならなくなり、
結果として更に忙しい事態になってしまう。

その挙句に他のメンバーから
「何でもっと早く言ってくれなかったの?」と
詰問に近い質問を受けてしまい、
その当事者であるメンバーからは、
「こんな事になるとは思ってなかった」
という言葉が出てくる。

いかがでしょうか。

この件のそもそものスタートは、
現代がもたらす問題の本質と、
当人の目先の「迷惑をかけたくない」
という思いが引き起こした現象なのです。

ちなみに現代がもたらす問題の本質とは、
以前に比べはるかに問題が複雑に
広く絡み合っているという事であり、
目の前に見えているのは
その一部であるという見方です。

これからの社会、子育ても含め、
「迷惑をかけてはいけない」
という事を伝える時に、
どのように教えるのかが
大事な気がするのです。

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