日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
正しい事を伝えることと
正しく行動してもらうことは
全く別ものである。
ちょっとややこしいので説明します。
私が言っている
『正しく行動する』というのは
組織やチームが掲げた目標、ビジョンに向けて
成果が上がると自分(個人)が判断した方法で
行動するという意味です。
会社の中でNO2が育っていない
自分の会社が組織にならない
リーダーが育たない
そもそも人が育たない
という悩みを持っている経営者や経営幹部の方は
『正しく行動する』ということを
上記のような定義で考えていません。
殆どの方が
「自分(経営者)が正しいと考えた事を
(セミナー等の勉強で学んで自分で納得した事を含む)
個人(部下)が行動すること」と定義しています。
それで・・・
行動してくれない
動いてくれない
と悩んでいるというのが現実です。
これはチームビルディングの現場や
経営者クラスの方とのコーチングにも
共通していることです。
経営者や経営幹部は今まで
自分がそうして来て今の成功があるのだから
その事に全く違和感がありません。
ある意味、それで何が悪いんだろうか?と
思っているぐらいです。
違う言い方をすれば
このようなことは「成功のジレンマ」と
言われるような事なのですが、
この状態にいる時は「成功のジレンマ」とも
呼べないある意味深刻な状態なのです。
「ジレンマ」という時には、
自分の成功体験から抜け出せないから
問題だということに気づいているのですが、
上記のような悩みを持つ経営者や経営幹部は
それさえに気付いていない
自覚症状がない
という事がほとんどなのです。
このような経営者や経営幹部は
正しいことがわかっていないから
行動できていないと考えます。
だから教えなくてはいけないと、
一所懸命、部下に周りに話をします。
が・・・
やっぱり自分の思っているような
行動は起きないのです。
あなたがもし経営者や経営幹部、管理者で
周りが行動してくれないと
思っているのであれば
今日の話を少し気に留めて
みてはいかがでしょうか。