マインドの問題?

チームビルディングコンサルタントの石見です。

今日は
先日クライアント先A社さんとの
コーチングセッションで上がった
テーマについてのお話です。

右肩上がりに成長を続ける
A社さんとは
長いお付き合いをさせて頂いています。

該当のやり取りを
少しピックアップしてみますね。

<クライアント>
「会社の次の成長を考えていくと
一番忙しくしているOOさんとOOさんが
変わらないとまずいと思うんですよね・・・
 
本人達が意識を変えようとしないと
変わらないじゃないですか・・・
 
石見さん、本人たちが意識を変えるには
どうしたらいいでしょうか?」

<私>
「そうですね、確かにその2人のところを
何とかしないといけないと思いますが・・・

私は、、、
本人達の意識が変わらないといけないとは
思っていないんです。」

<クライアント>
「どういう意味ですか?
本人達の意識が変わらなくても変わるんですか?

私は自分が変わらないといけないと思って
自分で時間を作って勉強してきました・・・
そういう意味では2人どれぐらい
勉強をしているかですよね・・・」

<私>
「そうですか・・・
だとなおさら2人が勉強をしたりして
意識を変えるって難しそうに思いますが
どう思いますか?」

<クライアント>
「確かにそうかもしれませんけど・・・」

多くの場合
経営者や経営に準ずる幹部の方は
組織の問題が起こると
その問題に関わる人のマインドに問題があると
認識することが多いです。

実際に、マインドの課題もあるので
関わる人のマインドをどう変えるか
という目線になりがちなんです。

そして
実際に関わる人のマインドを変えるべく
外部の講師やコンサルタントに
依頼をすることが通例でもあります。

<私>
「そもそも・・・
今のような、とんでもなく忙しい状況で
仮に、本人達が奇跡的にでも気付きを得て
変わらないといけないと思ったとして

リアルに想定してどれだけ
変えられる余地があると思いますか?

変えるために動ける時間も含めての
余力ってどう見られていますか?」

<ライアント>
「そう言われると・・・
無理ですよね、全然動けないと思います・・・
じゃぁ、どうすればいいんですか?・・・」

私は、マインドを変えるのは
よっぽどでないと難しいと思っています。

何故なら、変えられる側の立場に立つと
他人から変えられるほど嫌なものはない上に
強制されて変える時ほど
上手くいかない確率が上がるものだからです。

人や組織の問題にぶつかる時
多くの場合このメカニズムに陥ることを
何度も見てきました。

じゃぁ
これを解決するためにどうすれば良いの?
って誰もが知りたいですよね。

実は、この時に必要なのが
【構造】という見方です。

【一番忙しくしているOOさんとOOさんが
 変わらないとまずいと思うんですよね・・・】

という構造になっているという事です。

構造という言葉が難しければ、
そうなってしまう流れ(仕組み)になっている
という事です。

どういう構造(仕組み)から
その問題が起きているのか?
それを理解し
その構造(仕組み)を変えるべく手を打つ

ということが現実的な打ち手となる訳です。

このような問題への対応方法を
知りたいという方はこちらもお勧めです。


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是非、自身の問題へのアプローチに
幅を持たせて頂きたいと思います。

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