今日は
部下を持っても持ってはいけないモノ
という話をしたいと思います。
部下を持つと
つい持ってしまうかも
しれないモノ。
持たされるモノ
という表現が正しいことも
あるかもしれません。
それは、バイアス。
細かい意味には
触れませんが
ここでは「思い込み」
と解釈してください。
部下の立場からすると
自分より上の
ポジションの人は
「自分より仕事が出来る」
という見方を
ついついしてしまいます。
上司のさらに上の人
例えば経営者ともなると
もう「何でも出来る人だ」
というふうになります。
本当のところはさておき
そのように
思い込んでいる
と言うことです。
もちろん
マネジメントに
抜擢されるぐらいですから
優秀であることは
間違いないと思います。
しかし
神様でも、仏様でも
スーパーマンでも
ない訳ですから
何でもできる人など
存在しません。
他の一般のスタッフと
同じ目線で見れば
得意なこともあれば
不得意なこともある
感情的になってしまい
うまく判断できないこともある
程度の問題は
あるでしょうが
普通の人間ならば
いろいろあるはずです。
あたり前の話を
しているかもしれません。
しかし
部下を持つ側も
同じようなバイアスに
よく囚われてしまいます。
つまり、上司自身が
完璧であろうとする
という事です。
もちろん
より高みを目指して
「自分自身を研鑽していく」
「自ら先頭に立つ」
という事は
良いことだと思います。
しかし、それがいつしか
「完璧でないといけない」
「出来ないといけない」
ということに
すり替わっていく人が
とても多いのです。
なぜ、バイアスの
話をしているのか?
それは
チームの歯車を狂わせる
からです。
部下は上司を
何でもデキる人だと
思いがちです。
また、立場的にも
上司に堂々と意見をする人は
あまり多くないでしょう。
その状況下で
得意でないこと
出来ないことを
デキることにして
得意な人の
力を活用しない組織が
果たして
大きな成果を
上げられるでしょうか?
上司の仕事は
何でも屋ではないはずです。
それでは
手段が目的化して
しまっています。
ポイントは
部下を持つ人ほど
自分をオープンにしていく事が大事
なんじゃないかな
ということです。
意識的に鎧を脱ぐ。
自分自身の
「何々しないといけない」
「何々できないといけない」
ということを脱ぎ捨てる。
そして
自分自身が正面から
できること・できないこと
感情的になること・ならないこと
そういったことを
どんどんオープンにしていく。
組織の目的・目標のために
とても大事なことなんじゃないかな
というふうに思っています。
いかがだったでしょうか?
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
この記事にピンときた人は...
↓ ↓ ↓