組織づくりは性善説か性悪説か?

クライアントさんと
話をしていると、たまに

「石見さんは、
 性善説ですか?性悪説ですか?」とか

「どちらでやったらいいんでしょうね?」

と質問される事があります。


これはもう答えは決まっています。

性悪説です。


「性悪説です」というか、

「性悪説が前提」です。


これは皆さん、
ちょっと誤解していると思うのですが、

例えば、

「人間関係って信頼が大事ですよね」とか、

「素直になることが大事ですよね」

みたいな話はいっぱい有ります。


他にも、

「道徳を教えています」とか。

世の中にはそのような、

「人として大事なことを教える」

みたいな事が、

あまねくたくさんある訳です。


そもそも、
そういうことが存在している事自体、

性悪説という事になります。


性善説で世の中が成り立っていたら、
そのような教育は必要ないはずです。


ということは、

基本的には性悪説というか、

性悪説が前提で
世の中は成り立っているので、

「性善説ですか?性悪説ですか?」

という事の答えは、
もう決まっている訳です。


性善説が良いという話ではないのです。

ということは、

上手く組織を運営したり、

会社を成長させたりとか、

さまざまな人間関係に関わる事は、
基本的に性悪説という事になります。


でも、
性悪説だからといって性悪説で関わると、

信頼関係は生まれないのです。


性悪説という前提なのだけれど、

どうやって性善説で人と関われるか?

これを模索することが、

世の中の、
信頼関係を築く

という過程になっている訳です。


「性善説でやらないといけないか」

「性悪説でやらないといけないか」

という事を考えるよりも、

性悪説で捉えて、性善説として人と関わる

という事について、どうしたらいいのか?
を考えて頂く事が、

人としてもですが
組織をマネジメントする上で、
ものすごく大事なことではないか

と思っています。


今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。



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