お客様インタビュー

Profile 02

平井利宗(ひらいとしむね)さん

株式会社百人隊長 代表取締役

社会保険労務士・組織開発コンサルタント

チームビルディングコンサルタント養成講座
2015年 東京1期卒業

01

パチプロから社労士へ

広告代理店に就職して毎日終電近くまで働くなかで、「同じ時間に同じ行動をする生活を続けるなんて俺にはムリだ」ってなって、一般社会からドロップアウトしました。そこから3年間くらいパチプロ生活をしてたんですが、ある時、隣りの台に座っている人から「目押ししてくれない?」って頼まれたんです。その人が実は社労士で(笑)、そこで社労士という仕事があることを知りました。

社労士について調べてみると、人の問題を扱う国家資格だってことが分かって、「これに一発で合格したら人生変わるかも」って思ったんですよね。「目押しもできないオッサンでも社労士になれるなら、俺もなれるだろ」っていう変な自信もあって(笑)挑戦することにしました。学生時代の後悔の記憶が蘇ってきたこともあって、このときは死ぬほど勉強しましたね。そのかいあって、一発で社労士の資格を取ることができました。

その後、インターンという形で社労士の仕事を覚えるために知り合いの会社で働かせてもらって、3年後に独立しました。

社労士をやりたいというよりは、自分の自信を取り戻すため、再起するきっかけとしてやってた感じですね。

02

俺は本当に役に立っているのか?

最初の3年は必死に社労士業務をこなしていました。ただ社労士をやってても自分がクライアントの役に立ってる気がしなかったんですよね。いろいろなクライアントさんの、人事の仕組みや人事制度、ルール作りなどを一通りやってきましたが、やればやるだけ人が辞めていったり、労働監督署に駆け込まれたりして・・・。

「なんかちょっと違うなぁ」という違和感がありながら、どうしたらいいかわからないという悩みはずっとありました。

社労士といっても仕事内容は労働保険や社会保険の処理のようなことではなく、人事制度や職場の仕組み作りとかをやってました。でもその時は目の前で起こったトラブルに対処するだけで、コーチングとかもまったくできなかったので、ちゃんと問題解決できている気がしなかったです。

03

「この人ヤバいな」って思った

そんな時に、社労士のインターン時代に知り合った瀧田さん(養成講座の卒業生)に「面白いゲーム研修ができるセミナーがあるから行ってみない?」と誘われ、そこで石見さんと出会いました。「この人ヤバいな」って思いましたね(笑)。

そのゲーム研修の中で出てきたSSR理論『人材力』『組織力』『関係力』が、まさに自分が実現したいと思っていた組織づくりにピッタリ当てはまって「これだ!!」って思いました

どれだけ仕組みを作ってもSSR理論に当てはめなければ人は動かないので、「そりゃ成果が出ないよね」って気づかされたセミナーでした。

04

コンサルが7件、コーチングが2件、1on1研修が1件

セミナーでの衝撃もあって、養成講座は即決で申し込みました。

その後、経営者セッションや1on1、コンサルティング、アクションラーニング、研修などでクライアントと関わり、養成講座で学んだことをフル活用しています。通常の社労士業務をしていたらもらえないような単価の顧問料もいただき、年収も1,200万円くらい増えました。養成講座を受けてなかったら、クライアントとこんな関わり方はできなかったですね。

現状の仕事はコンサルが7件、コーチングが2件、マネジメント研修が1件、1on1研修が1件、という状況です。通販会社や上場前の会社、からあげ屋、従業員400名規模の会社、1200人が所属する団体など、いろんな業種・業界に関わらせてもらってます。

05

社労士で成果が出ず伸び悩んでいる方へ

自分が1番やりたいことをやれているかを考えてみてほしいですね。その上で興味があることならやってみたほうがいいと思います。

これは経験から言えることですが、これからは社労士だけの武器では行き詰ってくるので、クライアントの話を聞いて人や組織に関する悩みを解決できるようなノウハウも身につけた方が良いと思います。

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