今日は
クライアントから
相談料をいただくには
ちょっと弱い!?
「なぜ手段は目的化してしまうのか?」
という話をしたいと思います。
まずは、そもそも
目的とは何か?
手段とは何か?
という話なんですが
目的とは
その時点での最終的なゴール
のことです。
手段とは
そのゴールを達成するための
中間目標のことです。
手段(目標)を
クリアしていくことによって
目的達成に近づいていきます。
ですから
目的が「主」
手段が「従」
という明確な
主従関係があります。
では、なぜ
手段が目的化して
しまうんでしょうか?
今回は
「情報共有」を例に
お伝えしてみます。
皆さんにとって
「情報共有」とは
目的ですか?
手段ですか?
こんなケース
ありそうですよね。
社長: 予算案を承認するかどうかの(目的)、経営判断をします(手段)
部長: 社長が経営判断をするため(目的)、社長に情報を共有します(手段)
課長: 部長が社長に情報を共有するため(目的)、部長に情報を共有します(手段)
部下: 課長が部長に情報を共有するため(目的)、課長に情報を共有します(手段)
このように
どのレベルから
見るかによって
手段は目的にもなります。
また、よく見ると
各役職の手段が
ひとつ下の役職の
目的になっていることも
分かると思います。
これが、最初に
お伝えした主従関係
なんですが
大事なポイントは
「何のために?」が
より重要なものが
その時点での目的になる
ということ。
そして、目的が変われば
手段は同じでも
その内容は異なる
ということです。
例えば
課長は部長のために
情報共有する訳ですが
俯瞰してみると
それは社長が
「経営判断をする」ために
情報共有している訳です。
しかし
部長が必要な情報と
社長が必要な情報は
たぶん
同じではないと思います。
手段が目的化してしまう理由...
それは、当初の目的が
変わっていたり
もうなくなっている
ことに気づかず
これまでと同じことを
続けてしまい
手段が一人歩き
してしまうからです。
忙しいプロジェクトで
考えてみると
プロジェクトが進むにつれ
大事なモノ事の順番は
どんどん変わっていく
と思います。
目的が変われば
共有すべき情報(項目)も
見直すべきなんですが
そうしなかったら
どうなるでしょうね?
情報を与えられた人は
必要か不要かの判断を含め
情報処理に時間を
取られることになります。
不要な情報を与える
ということは
相手が無駄な仕事に
追われる状況を作る
ということです。
また
早々に不要なものと
判断(処理)してくれれば
まだいいのですが
忙しい状況では
人は視野が狭くなり
適切かつ冷静に
判断できなく
なっていきますから
混乱させて
判断ミスを
誘ってしまったり
しなくてもいい作業を
させてしまう
ということが
起こりやすい状況を
作ることにもなります。
では
このような事態を
作らないためには
どうすればいいのか?
それは
「何の為にしているのか?」
つまり
「目的は何か?」
という事を常に意識して
「その目的のために必要なことは何か?」
を考え続けること
なんじゃないかな
というふうに思っています。
でも
人ですから
目的が変わったことに
気付いていても
どうしても変えたくない!
と思ってしまうことが
ありますよね。
その場合は
目的を意識するだけでは
難しいです。
ましてや
それが他人の意識を
変えることであれば尚更です。
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