事業承継が進まない社長の特徴

今回は事業承継に関する相談を受け、

おそらくこのような企業が多いと思うので、

情報共有をしたいと思います。

相談内容は

「事業承継の必要性を理解しながらもできない社長へどのように働きかけるべきか?」

です。

社長自身も事業承継を理解しつつも

なかなか先に進まないとのことです。

こういう場合にはどうすればいいのか

私の考えをお伝えします。

目標を設定していない

事業承継が

なかなか進まない企業の特徴としては、

”いつ”事業承継をするのかなどの

目標が設定されていないことが多いです。

目標が設定されていないということは、

後継者に事業承継のことを

伝えていない可能性もあるので、

どんどん後回しになっていきます。

すると優先度が下がっていき、

事業承継が進まないという事態になるのです。

「いつ」を決めないと、

事業承継は進まないので、

まずはそれを決めることが大事です。

経営者がカリスマの場合に考えておくこと

もう1つ、

事業承継が進まない理由として

覚えていてほしいポイントがあります。

それは

「カリスマ経営者の場合、無意識に後継者を育てたいと思わない」

ということです。

特に社長が社内ではなくてはならない存在で

カリスマ性が高い時は

よりそうなりやすいです。

社長も人間なので、

部下から頼られたり

羨望の眼差しで見られたりすると、

会社に留まりたいと思うようになります。

そうなると事業承継を

しなければならないと思いつつも、

無意識下で後継者を

育てたいと思っていないので、

事業承継が進まないことになります。

こういう場合は社長とジックリ話し合って、

本気で事業承継をしたいと

思っているのかを考えてもらうとよいでしょう。

まとめ

今回は

「事業承継の必要性を理解しながらもできない社長へどのように働きかけるべきか?」

についてお伝えしました。

結論としては

・いつまでに事業承継をするのかを決める

・カリスマ経営者の場合、無意識に後継者を育てたいと思わない、ということを頭に入れておく

となります。

もし事業承継について

同じ悩みを持つクライアントがいた場合、

今回の内容を参考にして、

アドバイスいただければと思います。