「明日から実践します!」参加者が自発的に動き出す研修の作り方

研修ではトラブルがつきものですが、

そもそも研修の参加者にやる気がない

というのも研修講師としては

面倒なことの1つだと思います。

ずっと眠そうな顔をしていて

全然話を聞いてもらえている感じがしない。

こういう状況はよくあることです。

こうなってしまう原因の1つは、

研修の目的が参加者自身の目的と

つながっていないからです

参加者自身の目的というのは

任せられている仕事もそうですし、

その人がどんなキャリアを積みたいか、

どんな人生を生きていきたいか、

というものも含まれます。

私たちも自分の目的を

どこまで把握できているかと聞かれると

怪しいところですよね?

つまり研修というのはそもそも、

その研修が自分にとって

どれぐらい重要なものなのかが

見えにくいものなのです。

この難問を解決できるのが

仮想体験ゲームです。

仮想体験ゲームは

体験するだけで自然と自分たちに

足りないものが見つかる仕組みに

なっています。

・声掛けが足りない

・話し合いが足りない

・気遣いが足りない

・役割分担ができていない

・ゴールの確認ができていない

・ゲームの課題が把握できていない

など、そこで出てくるのは

日常の業務を円滑に進めるために

必要なものばかり。

「業務を円滑に進める」というのは

普段業務をこなしている参加者にとって

大前提となる目的です。

その目的を達成するために

何が足りないか実感をもって

晒されることになるわけですから、

参加者の当事者意識は一気に

引き上げられることになります。

これがゲームの力です。

ここに専用の振り返りシートでの

振り返りを加えると、

明日から何をやっていきたいかが

参加者の中で明確になります。

「こういうところで仕事につまづいてたんですね」

「明日からここに気を付けます」

「今日気付けてよかったです」

こういった感想もたくさん頂きます。

たかがゲームではありますが、

私たちなりに長年試行錯誤して

作ってきたものですので、

効果には絶対の自信があります。

仲間とも意見をぶつけ合いながら

ずっとブラッシュアップを

続けてきました。

ぜひ研修で使ってみて

効果を実感してください。