社員を採用するときのポイント

さて今回も

「もし石見さんが経営者の方に

このような相談をされたらどう答えますか?」

というもしもシリーズで

お伝えしたいと思います。

今回の相談内容は

「大手企業から人を採用したけど、給与をいくらにしたらいいか基準がない。役職がダブついてきている。」

ということです。

中途採用時の給与の基準がないという

相談なのかわかりませんでしたが、

採用におけるこれからの考え方も含めてお伝えします。

ジョブ型で考える

これからはジョブ型雇用が

基本になるので、採用は

「ジョブ型で考えたほうがいい」

です。

ジョブ型雇用をGoogleで検索すると

「職務内容(ジョブ)を明確に定義して職務記述書等で具体的に特定し、その職務を遂行するにふさわしいスキルや実務経験を持つ人を採用する手法」

というように記載されています。

要はジョブ型で採用するためには

何の責任を負うためにそのポジションがあって

何の責任を果たしてもらうかを

整理しておくことが重要、ということです。

ジョブ型で考えていくと

ポジションがダブるということが

なくなりますので、

相談いただいた内容はそれで解決できます。

この相談のような問題が起きる原因は

職能型でポジションを考えるからです。

職能型で考えると

ポジションがダブってしまいます。

(※部長補佐、課長補佐のようなポジション)

こうなってくると

誰がどの責任を負うべきなのかが

わからなくなってしまいますよね。

ですので

・普段から役職によって責任を明確にしておくこと

・それを基準に採用すること

この2つがポイントになります。

これをないがしろにしておくと

後で大変なことになるので

必ず決めておくようにサポートしてくださいね。

今回の内容を参考にして

これから主流となる

雇用形態にも対応できるように

アドバイスしていただければと思います。