突然ですが、
コミュニケーション能力を上げるとは
具体的に何をすることなのか
すぐに答えられますか?
例えばすごく口調がキツくて
思ったことがガンガン言ってくる
経営者と話す場合、
コミュニケーション能力が高い
コンサルタントや研修講師は
どんな風に話すでしょうか?
その答えを
お伝えしていきたいと思います。
コミュニケーション能力というと
話す能力や聴く能力など、
総合的な能力に思われがちです。
たしかにその定義も
間違いではないと思うのですが、
少し疑問に思って頂きたいのは
それは私たちにとって役に立つ
定義なのか?ということです。
相手の心をつかめる人は
コミュニケーション能力が高い人だと
一般に思われていると思います。
では、相手の心をつかむとは、
具体的に何をすることなのでしょう?
これを仮に、
感情を動かすことだとしましょう。
ではさらに、
感情を動かすとは、私たちが
・いつ
・何を
・どのように
することを指しますか?
ここまで考えたときに
私たちにとって使える定義に
行き着くことができます。
組織開発コンサルタント養成講座で
私たち講師がお伝えしているのは、
コミュニケーション能力が高いとは
言うべきときに言うべきことを言える、
黙るべきときに黙ることができる
ということです。
冒頭の例で言うと、
思ったことを遠慮せずに
ガンガン言ってくる経営者には
こちらも一定以上に主張を強めて
キツめに言っていくことを指します。
逆に、ほとんど思ったことを言わず、
静かに話すような経営者には、
こちらもトーンを合わせて
相手が口を開くまで黙っておく
忍耐が必要です。
つまりコミュニケーション能力が
高いかどうかを決めるのは、
相手の主張の強さや表現に合わせて
自分を合わせられるか否か
ということなのです。
養成講座では
参加者自身の表現や主張の強さを
知ってもらうために
簡易診断をやってもらっています。
自分の現状が分かれば、
そこからどういう風に
コミュニケーション能力を
伸ばしていけばいいかが分かります。
ちなみに主張が強めの
コンサルタントは
比較的苦労しがちです。
養成講座では
より詳しくお伝えしますので、
気になったことは質問してくださいね。