管理職を自ら反省させるゲーム

上場企業のグループ会社にて

仮想体験ゲームを使った研修を

実施してきました。

今回使ったのは

「部長ゲーム」

です。

この研修でも部長ゲームが

非常に効果を発揮してくれました。

私の研修やコンサルティングは

クライアントの許可さえ得られれば

コミュニティから見学を募って

参加して頂いています。

今回参加してくださった

養成講座の卒業生が

レポートを書いてくれましたので、

それを今から共有しようと思います。

※コミュニティのグループに

投稿されたものなので、

分からない表現もあるかと思いますが

そこは読み流してください。


KOZOさんのお客様の研修に

オブザーバーとして

参加させていただきました。

ひょんなことから、

前半の部長ゲームを使った

目的・目標のパートを

オブザーブする機会をいただきました。

KOZOさんありがとうございます。

さて部長ゲームの進行について、

初心者の田中のメモを見ると、

KOZOさんは細かいところで

きちんと設計されていることが

よーくわかりました。

ベテランの皆さんには

言わずもがなのお話かもしれませんが、

私にはこういう細かいところも

大事だなあと思ったので

備忘録としてシェアします。

・部長、課長、社員の

役割分担を決めるときに

「(前段でワークをやった)ここで得たいこと」の多さ、

熱量の高さをグループ内で順番付けしてもらい、

「5人のうち5番目の人」を部長にする(笑)

・席替えをする、封筒、メモを配布する、

カードを配布するのステップを細かく指示

(勝手に開けたり、のぞいたりしないように)

・ゲーム開始後、半分くらい過ぎたところで

「独り言やジェスチャーが増えてくるんですよね~」と

ルールを再説明し、

「コンプラ違反ですからね~」と茶々を入れる

・ゲーム終了したら机を片付けてもらうが

メモはそれぞれ手元に、と指示

(メモの量は仕事の量、メールの量です、とあとで伝えるため)

結果は、5グループどこもゴールできず。

以下、刺しポイント。

これもみんな当たり前に

やってるのかもしれませんが、

ポンコツコンサルタントには

ものすごく参考になったので。

・社員役から感想を聞く

→当然「暇だった。何をやっていいか

わからなかった」という感想が出てくる。

ほとんどの社員さんはそうですよね、

暇な状態を作ったのは誰の責任ですか?

皆さんの現場で起こっていませんか?

気づいて仕事しろよ、なんて言ってませんか?

それ言ったらまずいですよね。

目的目標が伝わってないということですよね。

・社員役の人に、

すごいやる気のある部下だったらどうします?

(何をやっていいかわからなかった)

優秀な部下はどうなる?(やる気をなくす)、

それから?(やめたくなる)

優秀な部下ほどやめるってこういうことですよ。

・課長や部長で

「自分のカードそろったな」と思って

休み始めた人いませんか?

その人たちは、部下のこと考えてましたか?

・時間をつぶしてる部下がいたり、

無駄話が出てたりするときは…

・社員から上司が忙しそう、

声かけづらいな、と思いませんでしたか。

上司は自分が一生懸命にやってるのに

部下は何やってんだろって思ってませんか。

ぶっ刺しまくった後で、

どうだったらいいのか、と目的目標の話へ。

改めて、部長ゲームの威力を

思い知った時間となりました。

KOZOさん、ありがとうございました!




研修の様子をなんとなく

想像して頂けたでしょうか?

ゲームを使えば私でなくても

こういった研修ができるようになります。

早い者勝ちではありますが、

コミュニティのグループでは

たまにこういった研修見学を

募集することがありますので、

タイミングが合えば

どんな研修をしているのか

見学しに来てください。

また私以外にも卒業生が

研修の見学やお手伝いを

募集することがあります。

私たちはみんなが成果を出せる

専門家集団を目指しています。

ぜひあなたも私たちのコミュニティで

腕を磨いてくださいね。