トップダウンとボトムアップの つながりを設計する

今日は

トップダウンとボトムアップの
つながりを設計する

という話をしたいと思います。



前回、

トップダウンがいいのか?
ボトムアップがいいのか?

という話をしました。



原則、どちらも必要であり
それらのつながりを
上手く設計することが大事
ということでしたね。



今回は基本として
どのように考え・設計すれば
いいのかをお話します。



基本的には
組織が大きくなるにつれて
ボトムアップのレベルを
少しずつ上げていく
ということをやっていきます。



経営者と数人というような
小さな組織の場合


やはりトップダウン
(経営者の意思決定)が
大きな影響を及ぼしていて


だからこそ
会社が生き残っていくという事って
十分あると思うのです。



それは
組織が小さい時には
大事だと思いますが


組織が大きくなるにつれて
そのトップダウンの矢印の大きさを
徐々に小さくしながら


ボトムアップ
つまり、下から上がってくる
矢印を徐々に育てていく


ということが
大事だと思うのです。



しかし


これがなかなか
上手くいきません。



まだ組織が小さい頃の
トップダウン型体制のまま
組織だけ大きくなると、


常に経営者やトップが
下まで降りてきて
指示命令していく
というカタチになっていって


だんだんだんだん
それがしんどくなる。



組織が大きくなると
人が増えて
さらにやりにくくなる訳です。


そうすると、
どこかでボトムアップ

「皆でやってもらわないといけないな」

という話になるのですが


その時に切り替えて
上手くいくかというと
だいたい上手くいかない訳です。



やはりトップダウンを
長くやってきて


下の人たちは
「言われたことをやる」
という事をやってきているので、


急にボトムアップに変えていこう
という話になっても
なかなか動けない。



どこまで
トップダウンを
やり続けないといけないか

という見極めが、
非常に難しくなってくるのです。



ですので


組織が大きくなるにつれて
少しずつボトムアップさせていく


ということを
常にやっておくことが
実は大事なのだと思っています。



これから経営を
伸ばしていきたい
という方には


常に


トップダウンはどこまでで
ボトムアップを
どこまで引き上げていくか?


ということを考えながら
経営にあたっていただきたい
と思っています。



いかがだったでしょうか?



今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。






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