組織を変えていくのは時間との闘い

日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。

今回は前回の話の続きです。
http://www.saikyou-team.com/blog/post-353/

前回は、世の中の変化にあわせて、
自分の組織も変わった方がいいと
多くの人が思っているのに
変わらないのは何故か?という話でした。

この不思議なことが起こる理由は
ズバリ、タイムラグだと思っています。

このタイムラグを超えられないために
組織にいる当事者だった人が、当事者でなくなる。

そんなことが起こってしまうのです。

最初はおかしいと思った人や
変わらないといけないと思った人が
だんだん疲れてきて、こう思うのです。

「自分ひとりが変わっても、変わらないよね」
そして変わる事をやめるのです。
例えると・・・
船が方向を変えようと、もの凄い勢いで
エンジンを動かしているのに、
大きな船ほどゆっくりとしか動きません。

船が目標とする方向に向くまで、
エンジンをフルパワーで動かし続ければいいのですが

そうでなければ
今までとは違う方向に向いているものの
でも行きたい方向とも違うということが起きます。

これを迷走と言います。

船を組織、エンジンを人に置き換えて
考えてみてください。

変わらなきゃと思う人が
組織を動かしていこうとするのですが
それはゆっくりしか変わらないのです。

そうすると変わらなきゃと思う人が疲れてきて
なかなか変わらない事に徒労感を覚えるのです。

そしてその人達は疲れて組織を去っていくか、
方向を変えていく当事者から離れていくのです。

それが・・・
「このままではうまくいかなくなることに、
なぜ会社は気づかないのだろうか?」
ということではないかと思うのです。

やがて組織が目指した方向に行かず
さらに今までの方向とも違うので
組織が迷走する状態になるのです。

いかがでしょうか?

ここで私は組織と書きましたが
正確には【組織の習慣】言い換えると
【組織文化】とも言います。

組織を変えていくというのは時間との闘いだと
私が関わってきた
様々な企業を通じて思う所です。

じゃ、どうやってそれを変えていくの?

ここから先は次回に続きます。

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