情熱で奇跡の成長を導く
日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。
今日は、どんなテーマかといいますと、
「見せかけの因果関係」
というお話の【前編】をしたいと思います。
ちょっと唐突感があると思うのですが、
今でもベストセラーの一つになっている
「嫌われる勇気」
という本がありますね。
アドラー心理学の紐解き本といいますか、
この「嫌われる勇気」で有名になった
アドラー心理学ですが、
この本にある考え方というのは
非常に大事だと
私も思っています。
実は、読む以前から、
私自身が大事にしていることや、
やっていたことが
この本には、数多く書かれていて、
「ああ、そういうことなんだな」
とか、
「だから、うまく成果が上がってたんだな」
と思うことが、たくさんありました。
さらに、
「嫌われる勇気」の中で
私が共感し、改めて学んだことも、
たくさんあるのです。
その中の一つが、
「見せかけの因果関係」
というお話です。
それは、
「本来はなんの因果関係も無いところに
あたかも重大な因果関係が在るように、
自ら説明し、納得させてしまう事」
「自ら説得し、
自分も納得してしまうような事」
という事です。
具体的にはどういう事かと言うと、
一般的な例えで言えば、
「私は母子家庭に育ったので、
結婚する勇気が無いんです」
みたいな感じです。
つまり、
一見なにか関係がありそうだけれども、
実はあまり関係が無いという話です。
そんな風に自分自身が思い込んでいて、
自分がそういう答えを持ってしまっている
という事です。
では、それがなぜ
「見せかけ」なのか
というと、
それがもし本当の話であれば、
母子家庭の人、全員が結婚出来ない
という事になってしまいます。
でも、もちろん、母子家庭の人でも
結婚している訳です。
ということは、
その人が勝手にそういった事に関して、
自分の重大な問題に因果関係を作っている
という事なのです。
これが、実はすごく、
たくさん起こっている訳です。
もちろん私のクライアントさんや、
私の周りにもたくさん起きています。
ですので、
この「見せかけの因果関係」が
パッと目の前に出てきた時に
コンサルタントとして、
どのようにアプローチするかという事が
非常に大事だと思っています。
と、本日(前編)はここまで。
後編は、
『私自身が、どのように、
この「見せかけの因果関係」が出てきた時に
アプローチしているか』
から続きをお話ししたいと思います。
ありがとうございました。